業務委託の案件探しにおすすめのエージェントは?利用するメリット・デメリットも解説

フリーランスや個人事業主として活動する際、安定した案件のために頼りになるのがエージェントサービスです。
利用することで、営業活動を代行してもらえたり、個人では契約が難しい大手企業のプロジェクトに参加できたりといったメリットがあります。
しかし、エージェントは多数存在するため、「どのサービスに登録すればいいのか分からない」「自分に合ったエージェントはどう選べばいいのか」と迷ってしまう方も多いと思います。
本記事では、業務委託の案件探しに最適なエージェントを厳選して10社ご紹介します。また、エージェントを利用するメリットやデメリット、失敗しない選び方までを網羅的に解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
業務委託の案件探しにおすすめのエージェント10選
ここでは、業務委託の案件探しにおすすめのエージェントを10社ご紹介します。
BIGDATA NAVI
引用元:『BIGDATA NAVI』
「BIGDATA NAVI(ビッグデータナビ)」は、AIやデータ分析、機械学習といった先端技術領域に特化したフリーランスエージェントです。
運営会社がデータサイエンス領域に強みを持っているため、一般的なITエージェントでは扱っていないような、高度な分析案件やAI開発プロジェクトを多数保有しているのが特徴です。
また、専門知識を持ったコンサルタントがカウンセリングを行うため、エンジニアやデータサイエンティストのスキルを正当に評価することができ、市場価値に見合った高単価案件を提案してくれます。
エンジニアとしての専門性や経験を活かしつつ、最先端の現場でキャリアアップを図りたい方に特におすすめです。
PMO NAVI
引用元:『PMO NAVI』
「PMO NAVI(ピーエムオーナビ)」は、その名の通りPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)やPM(プロジェクトマネージャー)はもちろん、ITコンサルタント案件にも強みを持つエージェントです。
プロジェクトにおけるマネジメント支援業務を中心に取り扱っており、高単価かつ長期継続しやすい案件を豊富に取り扱っています。
起業準備中の個人事業主、独立したフリーランスといったリーン起業家はもちろん、現場経験を経て管理側やコンサルティング側へキャリアアップしたい方にもおすすめのサービスです。
レバテックフリーランス
引用元:『レバテックフリーランス』
「レバテックフリーランス」は、国内最大級の知名度と登録者数を誇る、IT・Web業界のエンジニアおよびクリエイター向けのエージェントです。
スタートアップから大企業まで幅広いパイプを持っているため、保有している案件数が多いのが特徴です。
また、専任の担当者がつき、職務経歴書の添削や面談対策、参画中のフォローまで手厚くサポートしてくれるため、初めてエージェントサービスを活用する方でも安心して利用することができます。
ランサーズテックエージェント
「ランサーズテックエージェント」は、クラウドソーシング大手のランサーズが運営する、フリーランスエンジニア・デザイナー向けのエージェントサービスです。
フルリモートワークや週3日〜といった柔軟な働き方ができる案件に強いのが特徴で、特にライフスタイルを重視する方や、地方在住者、副業での参画を希望する方に向いているといえます。
パーソルクロステクノロジー
引用元:『パーソルクロステクノロジー』
「パーソルクロステクノロジー」は、人材サービス大手パーソルグループが運営する、エンジニア向けの技術系アウトソーシング・エージェントサービスです。
グループならではのパイプを活かし、自動車、航空宇宙、ロボットなどの機電領域から、Webアプリ、インフラといったIT領域まで、幅広い技術分野の案件を保有しているのが特徴です。
福利厚生も充実しているため、フリーランスでも安定した環境で働きたいと考えている方に適しています。
フリーコンサルタント.jp
引用元:『フリーコンサルタント.jp』
「フリーコンサルタント.jp」は、プロフェッショナル人材に特化した事業を展開する株式会社みらいワークスが運営する、ハイクラス案件紹介サービスです。
戦略系、業務改革、ITコンサルティングなど、上流工程の案件に強みを持っており、月額100万円〜200万円クラスの高額報酬案件を多く抱えているのが特徴です。
コンサルファーム出身者や事業会社での企画経験者といったハイスキル人材が、さらなる高みを目指すのに向いています。
FLEXY
引用元:『FLEXY』
「FLEXY(フレキシー)」は、CTOや技術顧問といったハイスキルなエンジニア・デザイナー向けの案件紹介サービスです。
「週1日〜3日」「フルリモート」といった柔軟な働き方が可能なハイクラス案件が多いため、複数の企業の技術顧問を掛け持ちしたい方や、自社プロダクトの開発と並行して収入を得たい方におすすめです。
ハイパフォーマーコンサルタント
「ハイパフォーマーコンサルタント」は、フリーランスコンサルタントに特化したエージェントです。
経験豊富なベテランコンサルタントが活躍できる案件を多数保有しており、登録者の平均年齢が高いといった特徴を持ちます。
SAP導入やPMO案件といった高単価になりやすい案件が豊富にあることに加え、界最速水準の「翌月15日払い」を採用しているため、キャッシュフローを重視するフリーランスに最適といえます。
ITプロパートナーズ
引用元:『ITプロパートナーズ』
「ITプロパートナーズ」は、「週2日・3日からの案件」をメインコンセプトに掲げるエージェントサービスです。
低稼働案件を多数取り扱っており、「本業や子育てと両立したい」といった働き方を求める層から圧倒的な支持を得ているのが特徴です。
副業からスタートして徐々にフリーランスへ移行したい方や、自分の時間を確保しながら副収入を得たい方におすすめです。
HiPro Tech(ハイプロテック)
引用元:『HiProTech』
「HiPro Tech(ハイプロテック)」は、パーソルキャリアが運営するIT・テクノロジー領域のハイクラスフリーランスエージェントです。
企業とフリーランスが「直接契約」を結べる案件を扱っている点が最大の特徴です。エージェントへのマージンが発生しない案件も多いため、大幅な収入アップを目指すことも可能です。
技術顧問などのポジションも多いため、自身の市場価値を最大化したいハイスキル層に向いているといえます。
業務委託とは
業務委託とは、正社員やアルバイトのように企業と雇用契約を結ぶ働き方ではなく、対等な立場で仕事の依頼を受けて業務を行う働き方の総称です。
就業時間や労働場所の制約を受けずに自由に働ける、自分のスキル次第で収入を大きく伸ばすことができるといったメリットがある反面、雇用契約ではないため労働基準法の適用を受けることができません。
そのため、低賃金の保証や有給休暇、失業保険といった労働者としての保護を受けることも不可能です。
業務委託の種類
業務委託には、委任契約、準委任契約、請負契約の3種類があります。以下でそれぞれ解説します。
委任契約
委任契約は、法律行為を行うことを目的とした契約です。
具体的には、弁護士に訴訟代理を依頼したり、税理士に税務申告を依頼したりする場合がこれに当たります。
業務の遂行そのものに対して対価が支払われるため、勝訴などの結果を約束するものではありません。
一般的なフリーランスエンジニアやクリエイターがこの契約を結ぶことは稀で、特定の資格を持つ専門家向けの契約形態といえます。
準委任契約
準委任契約は、法律行為以外の業務を行うことを目的とした契約です。
ITエンジニアの常駐開発、コンサルティング業務、事務代行などがこれに該当します。
この契約は「業務を行うこと」自体に報酬が発生するため、原則として納品の義務や仕事の完成責任が課せられることはありません。
ただし、プロとして適切な注意を払って業務を行う「善管注意義務」は課せられるため注意が必要です。
エージェント経由で参画するエンジニア案件の多くは、この準委任契約となります。
請負契約
請負契約は、「仕事の完成」を目的とした契約です。
具体的には、Webサイトの制作、記事の執筆、システムの納品など、成果物が明確かつ個人の裁量で進めやすい案件で多く採用されています。
準委任契約とは異なり、どれだけ時間をかけて作業をしたとしても、成果物が完成し納品されなければ報酬を請求することができません。
また、納品後に不具合が見つかった場合、修正する責任を負います。
業務委託の案件探しにエージェントを利用するメリット
ここでは、業務委託の案件探しにエージェントを利用するメリットについて説明します。
仕事選びの幅が広がる
エージェントは数多くの企業とコネクションを持っており、個人ではアクセスできない案件を多数保有しています。
例えば、大手企業の基幹システム開発や、新規事業の立ち上げプロジェクトなどは、セキュリティや信用の観点から個人事業主と直接契約せず、エージェント経由でのみ募集するのが一般的です。
そのため、エージェントを経由すると仕事選びの選択肢が広がり、自分のやりたい技術や参画したい業界の仕事に出会える確率が上がるのです。
単価の高い案件が受注できる
エージェントでは企業の予算感や相場を熟知したスタッフが、個人の代わりに単価交渉を行ってくれます。
個人で直接営業する場合、ポートフォリオや経験が十分でないとスキルを持っているとしても、足元を見られて安く買い叩かれてしまうことも少なくありません。
しかし、エージェントを介して単価交渉をしてもらえれば、市場価値に基づいた適正な報酬を得ることができるようになります。
仕事の受注が安定する
フリーランスにとって、仕事が途切れることは収入が途切れることに直結するため、案件が途切れる前に次の案件を探す、あるいは複数社と契約してリスク分散を図るといった努力が必要になります。
エージェントを利用すれば、現在の案件が終了する1ヶ月〜2ヶ月前になると、次の案件の提案を受けることができるため、スムーズに次の仕事へ移行することが可能です。
また、契約更新の確認や次回案件の調整をエージェントが主導して行ってくれるため、現在の仕事への集中を途切れさせることなく、次の案件の準備も並行して進められるといったメリットがあります。
営業に時間を取られず本業に集中できる
案件を獲得するためには、企業のリサーチ、アポイント取り、提案資料作成、面談、条件交渉といった営業活動に時間をかける必要があります。
エージェントを利用すれば、この時間のかかる営業活動の大半を代行してもらえます。
必要な作業は職務経歴書の提出と希望条件の伝達が大半で、あとはエージェントからマッチする案件が提案されるのを待つだけです。
浮いた時間をスキルアップや本業の業務に充てることもできるのもメリットです。
事務・入金など手続きのサポートがある
業務委託契約には、契約書の締結、請求書の発行、報酬の回収といった複雑な事務作業が伴います。
しかしエージェントを利用する場合は、基本的にエージェント自身と契約することになるため、事務手続きがフォーマット化されていることが多く、スムーズに作業を進めることができます。
また、支払いサイクルが明確に定められているため、入金遅延や未払いのトラブルが回避しやすく、資金繰りの計画を立てやすいのもメリットです。
キャリアプランを相談できる
エージェントの担当者は、業界のトレンドや技術動向に精通しています。
そのため、「今後どのようなスキルを身につければ単価が上がるか」「将来的にPMを目指すにはどのような経験が必要か」といったキャリア相談に乗ってもらうこともできます。
福利厚生を受けられることも
通常、フリーランスには福利厚生がありませんが、大手のエージェントなどでは独自の福利厚生制度を用意していることもあります。
なかには、定期健康診断の補助、宿泊施設やスポーツジムの割引、税理士紹介サービスの割引、賠償責任保険の自動付帯など、正社員並みのサービスを受けられるエージェントも存在します。
業務委託の案件探しにエージェントを利用するデメリット
ここからは、業務委託の案件探しにエージェントを利用するデメリットについて説明します。
自由度が制限される
エージェント経由の案件では、チームの一員として働く「準委任契約」のスタイルが多くなるため、企業の事務所やリモートでの常駐を求められがちです。
そのため、平日の日中は稼働することが多くなり、完全に自分の好きな時間に働くという自由度は低くなりやすいです。
「週3日だけ」「土日だけ」といった比較的低稼働な案件もありますが、フルタイム案件に比べると数が少ないため、競争率が高いです。
直接案件を獲得するよりも収益性が下がる
エージェントは営業や契約管理を代行する対価として、報酬の10%〜25%程度を仲介手数料として差し引いています。
そのため、企業が支払う発注額と、自分が受け取る手取り額には差が生じます。
案件によっては数万円〜数十万円以上が手数料として差し引かれることもあるため、直接契約と比べると収益性は劣ります。
ただし、営業コストや未回収リスクを考慮すると、エージェントを利用した方がコストパフォーマンスが良い場合もあるため、よく考えて利用することが大切です。
登録の手間がかかる
エージェントを利用して案件を獲得するためには、最初にWeb登録を行い、職務経歴書を提出し、担当者とのカウンセリングを済ませる必要があります。
複数のエージェントを利用する場合は、その都度登録が必要になるため、初期段階ではある程度時間がかかります。
とはいえ、一度登録してしまえば、その後は継続的に案件紹介を受けられるため、最初だけのハードルともいえます。
業務委託の案件探しにエージェントを利用する手順
ここでは、業務委託の案件探しにエージェントを利用するまでの具体的な手順について説明します。
エージェントを選ぶ
まずは、自分の職種や希望条件に合ったエージェントを選定することから始めます。
エージェントには「エンジニア特化」「コンサルタント特化」「週2日案件が豊富」「フルリモート中心」など、それぞれ強みや特色があります。
そのため、自分の専門領域と働き方の希望を明確にしてから、それを得意とするエージェントをピックアップしましょう。
ただし、最初から1社に絞る必要はなく、特徴の異なる2〜3社に登録して、担当者の相性や保有案件などを比較しながら進めていくのがおすすめです。
エージェントに登録し面談をする
Webサイトから会員登録を行うと、数日以内に担当者から連絡があります。
その後、面談が設定され、経歴やスキルセット、得意な業務など基本的なことを問われます。
なお、この初回面談の段階から「単価はいくら欲しいか」「絶対に譲れない条件は何か」「将来的にはどうなりたいか」を正直に伝えておくとミスマッチを防ぎやすくなるため、正直に伝えておくことをおすすめします。
エージェントの案件紹介に応募する
面談でのヒアリング内容をもとに、担当者からマッチする案件が提案されます。
共有された求人票を確認し、業務内容、使用技術、勤務地、単価などの条件を確認し、興味がある案件があれば応募の意思を伝えます。
じっくり考えるのもよいですが、人気のある案件はすぐに枠が埋まってしまうため、早めに決めることも大切です。
希望に合わない場合は無理に応募する必要はありませんが、可能であれば「なぜ応募しないのか」といった理由を担当者にフィードバックしてください。
そうすることで、次回以降の提案の精度を高めることができます。
クライアントとの面談・契約
応募後、エージェントから企業への推薦が行われます。企業側の書類選考を通過すると、クライアントとの面談に進みます。
このクライアントとの面談では、自身のスキルや経験のアピールをするだけでなく、具体的な業務フローやチームの雰囲気といった求人票だけでは分からない部分を確認することをおすすめします。
面談後、契約開始日や報酬額などの諸条件を最終確認し、双方が合意に至れば契約締結へと進みます。
業務委託の案件探しに利用するエージェントの選び方
ここでは、業務委託の案件探しに利用するエージェントの選び方について、8つのポイントに分けて解説します。
専門性
まず、登録を検討しているエージェントが、自分の専門職種にどれだけ精通しているかを確認します。
「IT全般を扱う」と幅広く案内しているエージェントもあれば、「AI・データ分析に特化」「SAPコンサルに特化」など、特定領域に絞っているエージェントもあります。
可能であれば、専門性の高いエージェントを選ぶことをおすすめします。専門領域に詳しいエージェントには、業界特有の用語や技術トレンドを理解している担当者が多く、自分のスキルや経験の価値を適切に評価してもらいやすいためです。
その結果、案件とのミスマッチが起こりにくくなり、自分のスキルに見合った高単価の案件を紹介してもらえる可能性も高まります。
案件数
エージェントが保有している案件数は、そのまま選べる選択肢の広さにつながります。
特に希望条件が多い場合や、ニッチなスキルセットを持っている方ほど、案件数が多いエージェントのほうが、自分に合った案件に出会える可能性は高くなります。
ただし、単に案件数が多ければ良いというわけではなく、自分が働きたいエリアや希望する職種の案件が揃っていることも重要です。
正式に登録する前に、自分の経験やスキルに関連する公開求人がどのくらい掲載されているかをチェックしておくと、よりミスマッチの少ないエージェントを選ぶことができます。
単価相場
エージェントによって、取り扱っている案件の単価帯には大きな違いがあります。
若手向けのロースキル案件を中心に扱うエージェントもあれば、月額100万円を超えるハイクラス向けの案件に特化しているエージェントもあり、自分のスキルレベルや目指すキャリアによって選ぶべきエージェントは変わります。
そのため、公式サイトに掲載されている案件例や、平均報酬の実績などを確認し、自分が目指す報酬レンジと合っているかどうかを見極めましょう。
特に、発注元と直接契約できる「エンド直案件」を多く扱うエージェントは、中間マージンが少なく高単価につながりやすい傾向があるのでチェックしておくのがおすすめです。
稼働率
希望する働き方が「週5日フルタイム」なのか、それとも「週2〜3日」なのかによって、選ぶべきエージェントは変わります。
多くのエージェントは週5日フルタイムの案件をメインに紹介していますが、副業や掛け持ちを前提とした週2〜3日程度の低稼働案件専門のエージェントも存在します。
自分のライフスタイルに合わないエージェントに登録しても、紹介できる案件がないと言われてしまうため、稼働日数の条件は必ず確認してください。
マージン
エージェントの手数料であるマージンは報酬から差し引かれるコストで、一般的には10%〜25%ほどが相場といわれています。
このマージンが低いほど手取り額は増えますが、「マージンが高いから良くない」と一概には判断できません。
なぜなら、マージンには福利厚生、トラブル発生時の弁護士費用、賠償責任保険など、サポート体制の費用が包括されていることもあるためです。
安心して働ける環境を整えるためにマージンを設けている場合も多いため、数字だけで判断せず、サービス内容とのバランスをみて判断することが大切です。
支払いサイト(支払期間)
報酬が確定してから実際に口座へ振り込まれるまでの期間、いわゆる「支払いサイト」は、フリーランスとして働くうえで資金繰りに直結するポイントです。
一般的には「月末締め・翌月末払い(30日サイト)」が多いものの、エージェントによっては「翌月15日払い(15日サイト)」のように早めの支払いを行うところもあれば、「翌々月払い(60日サイト)」といった長いスパンのところもあります。
独立したばかりで資金に余裕がない場合は、支払いサイトが短いエージェントを選ぶのがおすすめです。
サポート体制
担当者の対応力やサポート内容の充実度も、エージェント選びの際に確認しておくべきポイントです。
「面談に同席してくれる」「職務経歴書の添削が丁寧」「参画後も定期的なフォローがある」などサポート体制の整っているエージェントであれば、安心して働きやすいといえます。
また、将来的にフリーランスとして独立することを考えているのであれば、契約まわりの手続きや請求業務のサポート、税理士の紹介といった業務外のフォローが充実しているか確認しておくのがおすすめです。
口コミ
エージェントの実態を知るためには、実際に利用した人のリアルな声を確認することが大切です。
Web検索やSNSでエージェント名を調べると、利用者の感想や評判を知ることができます。ポジティブな意見はもちろん、ネガティブな面も知ることができるので、自分の価値観や働き方と相性の良いエージェントかどうかを判断しやすくなります。
業務委託の案件探しに利用するエージェントに関するよくある質問
エージェントを利用するにあたり、多くの人が疑問に思うポイントをQ&A形式で解説します。
エージェントを通して案件に参画する場合、どのような利点があるの?
エージェント経由で案件に参画する大きなメリットは、「営業活動をほぼ行わずに案件を獲得できること」です。
フリーランスとして個人で動く場合、案件を獲得するための営業や商談に多くの時間が必要になりますが、エージェントを利用すれば、希望に合う案件を代わりに提案してもらえるため、その分を本業やスキルアップの時間に充てられます。
エージェントを通して案件に参画する場合、労働基準法は適用されるの?
エージェントを経由していても、契約形態は「業務委託契約」となるため、労働基準法は適用されません。
有給休暇、残業代、労災保険、失業保険などは全て適用外となります。
エージェントは副業でも利用可能?
可能です。働き方改革の影響を受け、副業ワーカーを歓迎するエージェントが増えています。
また、平日夜間や土日のみ稼働できる案件や、週1日〜のリモート案件などを専門に扱うエージェントも存在します。
ただし、すべてのエージェントが副業案件を扱っているわけではないため、登録時に「副業での利用であること」を明確に伝えておく必要があります。
顧客からの引き抜きはある?
ワーカーのスキルが高い場合、クライアントから「エージェントを通さずに直接契約したい」や「正社員になってほしい」と打診されることがあります。
しかし、エージェントとクライアント間の契約には、通常「直接取引の禁止」といった中抜き防止のための条項が含まれているため、勝手に契約を切り替えることは契約違反となります。
トラブルを避けるためにも、そのような話があった場合は必ずエージェントに相談してください。
インボイス制度が業務委託で働く人に与える影響は?
2023年10月に開始されたインボイス制度により、課税事業者(適格請求書発行事業者)でない場合、発注者側が消費税の仕入税額控除を受けられなくなりました。
これにより、免税事業者のままだと消費税分の値下げ交渉をされたり、案件紹介の優先順位が下がったりするケースが散見されるようになりました。
まとめ
本記事では、業務委託の案件探しにおすすめのエージェント10選をはじめ、利用するメリット・デメリットや具体的な選び方について解説しました。
まずは本記事を参考に、自分の専門領域や希望する働き方に合ったエージェントを2〜3社ほど選び、無料登録やカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
もし、AIやデータ分析といった先端技術領域でキャリアを築きたいと考えているなら、「BIGDATA NAVI」の活用をご検討ください。
専門知識を持つ担当者が、ヒアリングから案件紹介、参画後のフォローまで一貫してサポートしているため、自分のスキルを活かせる環境を効率よく見つけることができます。まずは無料登録して、気軽に相談してみてください。

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