キャリア

【厳選】ITエンジニアにおすすめのIT資格を解説

【厳選】ITエンジニアにおすすめのIT資格を解説

ITエンジニアになるためには専門的な知識やスキルを身につける必要があります。就職や転職の際には知識やスキルをアピールすれば採用の可能性が高まるでしょう。ITエンジニアは資格によって自身の専門性を証明できて、キャリアアップの成功につながります。

本記事ではITエンジニアにおすすめのIT資格を紹介します。取得する価値のある資格をまとめているため参考にしてください。

目次

ITエンジニアの案件を探すなら【BIGDATA NAVI】

BIGDATA NAVI

すでにITエンジニアとして活躍中の方向けの案件紹介サービスとして、BIGDATA NAVI(ビッグデータナビ)があります。ビッグデータ関連の求人サイトでは業界最大級の案件数を誇り、機械学習・AIなどの先端案件も豊富であることが魅力です。

ITエンジニアやプログラマー、データサイエンティスト、コンサルタント・PM・PMOといったIT系人材は一度登録して案件紹介を受けてみるとよいでしょう。

ITエンジニアに資格は必要?

ITエンジニアとして働くのに必ずしも資格は必要ありません。ただし、資格を持っているとメリットがたくさんあります。資格取得の過程で体系的に知識を身につけることが可能です。資格が知識やスキルの証明になるため、就職・転職でも有利になります。

ここではITエンジニアの資格の必要性や資格取得のメリット・デメリットを紹介します。

ITエンジニアに資格は必ずしも必要ではない

ITエンジニアの業務は資格がなくても取り組めます。ただし、資格取得のメリットがたくさんあるため、資格を持っているITエンジニアは多いです。

未経験からITエンジニアを目指す場合は、資格を取得しておくと有利になります。資格があれば、知識・スキルを持っており、やる気があることの証明になるからです。

将来のキャリアアップのためにも資格が役に立つ場面はたくさんあります。

ITエンジニアが資格を取得するメリット

ITエンジニアが資格を取得すると就職や転職、キャリアアップなどで有利になります。スキルアップを図ることができ、資格手当で年収アップできるケースもあるなど資格取得のメリットは多いです。

ここではITエンジニアが資格取得によって得られるメリットを紹介します。

知識やスキルの証明になる

資格を取得すれば知識やスキルの証明になる点がメリットです。試験に合格するには専門的な知識やスキルが要求されます。資格試験に合格すれば、ITについて一定の知識やスキルを持つことの客観的な証明になるでしょう。

履歴書や面接で保有する資格を伝えれば、自己アピールに活用できます。特に未経験からITエンジニアを目指す場合に資格取得は効果的です。

ただし、ITエンジニアに関する資格は多数存在します。国家資格など社会的に認められており、認知度の高い資格の取得であれば、自己アピールに使えます。

体系的に学ぶことができる

資格試験の出題分野について体系的に学べます。ITエンジニアに必要とされるスキルや知識を効率的に学習する良い機会になるでしょう。

資格のテキストや参考書、動画教材などは初学者向けに分かりやすい構成になっています。基礎から応用まで順序立てて学べるため、ITエンジニアの仕事に活かせるでしょう。体系化された知識を身につけられれば、ITエンジニアとしての問題解決力や応用力の向上につながります。

年収アップに役立つ

資格手当を用意している企業は多いため、資格の取得が年収アップにつながります。資格の取得は社員のスキルアップにつながるため、資格取得をサポートする企業は多いです。所定の資格を取得することで月額5千円から数万円程度の資格手当が支給されます。

たとえば、月額1万円の資格手当が支給されれば、12万円の年収アップが可能です。高難易度の資格を取得するほど資格手当の金額は高い傾向にあります。

資格取得を昇給の条件としている企業もあります。ITエンジニアとして年収を上げたいならば、資格の取得は有効な方法です。

キャリアアップ・転職に役立つ

資格の取得はキャリアアップや転職に役立ちます。資格取得で高度な知識やスキルを身につければ、会社での評価が上がるからです。より高度な専門性を必要とする業務を任されるケースが増えます。

また、転職する際にも資格は役立つでしょう。自身の専門性のアピールにつながり、採用で有利に働く可能性があります。

ITエンジニアとしてのキャリアアップを考える上で資格の役割は大きいです。

ITエンジニア資格取得のデメリット

ITエンジニアの資格取得は時間や費用がかかる点がデメリットです。資格の種類が多いため、企業から評価されないケースもあります。

以下ではITエンジニアの資格取得のデメリットを詳しく紹介します。

時間や費用がかかる

資格を取得するために多くの時間や費用がかかる点はデメリットです。難易度の低い資格でも100時間~200時間程度は勉強しなければいけません。中には500時間以上の学習が必要な資格もあります。

資格の受験料や教材費用、スクールや通信講座などの費用が発生する点にも注意が必要です。難易度の高い資格や未経験者の場合は独学での合格が困難であり、スクールや通信講座などを活用するケースがあります。

資格取得にかかる時間や費用をあらかじめ計算しておきましょう。

資格の種類が多く企業が評価しづらい

ITエンジニアに関連する資格は国家資格やベンダー資格などがあり、種類がとても多いです。中には企業にほとんど知られていない資格も存在します。資格を取得しても、企業から評価されないケースがあるため注意しましょう。

国家資格や知名度の高いベンダー資格であれば、企業から評価されやすいです。IT系の資格を取得したいならば、資格選びが重要になります。

資格取得しただけでITエンジニアとして活躍できるとは限らない

IT系の資格を取得してもITエンジニアとしての活躍が保証されるわけではありません。資格を取得していても採用されない可能性があるからです。

IT系の仕事は実力主義であり、実際に現場で活躍できるスキルや知識、経験があることが重視されます。資格を持っていなくても実力があれば現場で評価されて、昇進や昇給で有利になるでしょう。

キャリア形成をするための要素の1つであることを念頭に資格取得を検討してください。

IT系の資格の種類は主に3種類

IT系の資格は主に以下の3種類に分類できます。

  • 国家資格
  • ベンダー資格
  • ベンダーニュートラル資格

IT系の資格の種類について、それぞれ解説します。

国家資格

国家資格とは国によって実施されている資格のことです。法律で細かく規定されており、ITについて一定の知識やスキルを持つ証明となります。IT系の国家資格は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催しています。

国家資格は国が認めた資格であり、歴史が長いものが多く、社会的な信頼度が高いです。認知度も高いため、IT系の国家資格は企業から評価されています。資格手当の対象としてIT系の国家資格が含まれるケースは多いです。

IT系の国家資格には基本情報技術者試験や応用情報技術者試験、ネットワークスペシャリスト試験などがあります。

ベンダー資格

ベンダー資格とは、ベンダーの認定する資格試験のことです。ベンダーはハードウェアやソフトウェア、OSなどを提供しています。ベンダー資格はベンダーの自社製品についての知識やスキルの証明になります。

ベンダー資格は、該当するベンダーの製品を導入している現場で高く評価されるのが特徴です。応募資格として特定のベンダー資格を保有することを条件としているケースがあります。

ベンダー資格は特定の製品に依存した技術や知識を問う内容のため汎用性はありません。ベンダー資格が企業から評価されない場合があるため注意しましょう。

ベンダーニュートラル資格

ベンダーニュートラル資格とは、業界団体やNPO法人などが認定する資格です。特定の製品に依存せず汎用性のある知識やスキルを認定します。ベンダーニュートラル資格を取得すれば、幅広い環境で活躍できるスキルを証明できるのが特徴です。

ベンダーニュートラル資格は実務に活かせる場面が多く、就職・転職でも役立ちます。高難易度の資格もあり、取得すればキャリア形成においてプラスになるでしょう。

【システムエンジニア向け】おすすめのIT資格4選

システムエンジニアにはIT全般について知識やスキルが求められます。IT資格を取得すれば広範な分野の知識を体系的に学べるため、実務で役立つ場面は多いです。ここでは、システムエンジニア向けのおすすめIT資格4選を紹介します。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は国家資格であり、ITエンジニアに求められる基礎的な知識やスキルを認定する資格です。システムエンジニアとして経験の浅い人や未経験者に適しています。

試験内容はテクノロジ系とマネジメント系、ストラテジ系に分かれているのが特徴です。IT技術に関する分野だけではなくマネジメントや法務、経営戦略など多様な分野から出題されます。

さまざまな分野の基礎的な知識が問われるため、システムエンジニアとして必要な知識を網羅的に学べる資格です。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は基本情報技術者試験の上位に位置づけられる国家資格です。ある程度の業務経験を積んだITエンジニアを対象とし、より深い知識について出題されます。

IT技術から人材管理、経営まで広範な分野から出題されるのが特徴です。実践的で応用的なスキル・知識を身につけられます。より上位の資格を目指すための足がかりにもなります。

応用情報技術者試験は合格率が20~25%と難関な試験で、取得すれば就職・転職で有利です。資格手当の対象となるケースも多く、取得する価値があります。

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験は国家資格であり、システム開発の要件定義や設計のための知識やスキルを認定する資格です。開発の上流工程を担うITエンジニアを想定した資格であり、キャリアアップしたいシステムエンジニアに適しています。

独立行政法人情報処理推進機構の主催する情報処理技術者試験の中でスキルレベル4に位置づけられ、最上位の資格の1つです。合格率は例年10~20%であり、しっかりとした対策が求められます。

出題範囲はシステム構成要素やデータベース、ネットワーク、セキュリティなど幅広いです。四肢択一式と記述式・論述式で出題されるため、単に知識を詰め込むだけではなく深く理解していることが求められます。

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験は情報セキュリティマネジメントを担うために必要なスキル・知識を認定する試験です。システムエンジニアの業務に大きく関連する内容が出題されるため、取得すれば実務に活かせます。

情報処理技術者試験の中でもスキルレベル1に位置づけられる資格で合格率は50~70%程度と高いです。情報セキュリティについて管理や対策、関連法規などの分野が重点的に出題されます。さらに、ネットワークやシステム監査、経営管理など関連する分野からの出題も多いです。

【プログラマー向け】おすすめのIT資格6選

プログラマーはさまざまなプログラミング言語を身につける必要があります。プログラミング言語を扱える証明をするのに資格は効果的です。多くのプログラミング言語について認定資格が存在します。

ここではプログラマー向けにおすすめのIT資格を6つ紹介します。

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験はPHPを扱うスキルを認定する資格です。PHP技術者認定機構が主催しており、初級や上級・準上級、ウィザードなどの種類があります。

初級は初学者向けの内容、上級・準上級は実務経験を有するITエンジニア向けの内容です。上級試験で一定以上のスコアを記録するとウィザードとして認定されます。PHP技術者認定ウィザードを取得すればPHPに関する高度なスキルを持つことを証明できて、昇給や転職などで有利です。

PHP技術者認定試験の試験内容は基本知識から言語仕様、プログラミングテクニックなどを含みます。出題は選択式で、コンピュータ上で実施されるCBT方式で試験が行われます。

Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験はRubyのスキルを認定する資格試験です。SilverとGoldの2つの試験区分があり、Goldが上位資格です。Rubyの文法やライブラリ、実行環境などの知識を問われます。

Ruby技術者認定試験のGoldに合格すればRubyの高度なプログラム設計技術があることを証明できます。Rubyを扱えるスキルを客観的に示せるため、就職・転職や昇給などで有利です。

Ruby技術者認定試験の学習を通じてRubyの知識を体系的に学べます。これから新しくRubyのスキルを身につけたいと考えている方にもおすすめの資格です。

ORACLE MASTER

ORACLE MASTERはデータベース管理システムの「Oracle Database」を扱うスキルを認定する資格です。データベースを扱う上で欠かせない「Oracle Database」のスキルを体系的に学べます。世界中のITエンジニアが取得している資格であり、社内外で評価が高いです。取得すれば昇進・昇給や転職などで有利になります。

ORACLE MASTERはBronze、Silver、Gold、Platinumの4つのレベルに区分されています。データベースやSQL、「Oracle Database」に関する幅広い知識やスキルが問われるのが特徴です。

Bronzeでは基礎的な知識が出題されます。Silverはデータベースの運用管理やSQLについて実務レベルの内容が問われます。GoldはSilverの合格者のみが受験できて、より高度な知識・スキルを問われる試験です。

Platinumは実技試験が実施され、パソコンでコマンドの入力やGUIの操作をしながら「Oracle Database」の操作・制御・管理を行います。Platinumに合格すれば高額な報奨金や資格手当の支給を期待できます。

C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験はC言語によりプログラムを作成するスキルを認定する資格です。1級から3級までの区分があり、1級ではCUIベースでの実技試験が実施されます。

2級と3級ではC言語でプログラミングをするために必要な基礎的な知識や技能が出題されます。1級の試験内容は事前に公開されたテーマプログラムへの仕様変更に対応したプログラムの作成と変更仕様入力ファイルの作成です。

実技試験で実際にプログラミングのスキルが認定される1級は企業に評価されています。プログラマーとして実務的なスキルがあることを証明できる資格です。

Javaプログラミング能力認定試験

Javaプログラミング能力認定試験はJavaでプログラミングするために必要な知識を認定する資格です。1級から3級まであり、1級は実技試験が出題されます。Javaの基本構文やオブジェクト指向、プログラミングスキルなどが問われる試験です。

3級はJavaの基礎的な知識が問われます。2級はJavaで小規模なプログラムを書ける人向けの内容です。1級は実際にJavaで開発経験があり、プログラムの仕様変更や変更仕様書の作成に対応できる人を対象としています。

実技試験のある1級を取得すれば、Javaで実務をこなせるスキルをアピールするのに効果的です。

Python3エンジニア認定試験

Python3エンジニア認定試験はPythonの専門知識を認定する資格です。基礎試験、実践試験、データ分析試験、データ分析実践試験の4種類あります。

基礎試験と実践試験に合格すれば、Pythonの仕様やライブラリの使い方などを身につけられ、実務に役立つスキルをアピールできます。

データ分析試験はPythonを用いたデータエンジニアを目指す方向けの試験です。データ分析の基礎試験・実践試験に合格した者は、Pythonを用いてデータ加工ができるスキルを認定されます。

出題形式はいずれも選択式で正答率70%が合格ラインです。Pythonをこれから学びたい方は基礎試験を受験しましょう。ある程度の実務経験があるならば、実践試験からの受験がおすすめです。

【インフラエンジニア】おすすめのIT資格5選

インフラエンジニアを目指すならば、サーバーやネットワーク、データベースなどの広範な知識が必要です。資格を取得すれば各分野の知識を体系的に学習して、さまざまな場面に役立てられます。

ここでは、インフラエンジニアにおすすめのIT資格5選を紹介します。

ITパスポート

ITパスポートは情報処理技術者試験のレベル1に区分される試験です。ITに関する基礎的な知識が問われる試験で、初学者向けの内容になっています。

ITパスポートの出題範囲はIT技術の基礎に加えて法務や経営戦略、プロジェクトマネジメントなど幅広いです。さまざまな分野の広範な知識を学べるため、インフラエンジニアの仕事にも活かせます。

四肢択一式の出題でコンピュータを用いて回答する形式です。100問出題されて、1000点満点で600点以上あれば合格できます。

ITの上位資格に挑戦する前の足がかりとしておすすめの資格です。

CCNA

CCNAはネットワーク機器メーカーのシスコシステムズの実施するベンダー資格です。シスコシステムズの製品を扱うスキルを認定します。出題内容には基礎的なネットワークの知識も含まれるため、取得すればネットワークを扱うスキルや知識の証明ができます。

ネットワークの基本的な概念やセキュリティ、クラウド技術、シスコ製品の運用スキルなどが主な出題内容です。ネットワークに関連する幅広い分野の知識が問われるため、インフラエンジニアとして基礎を固めたい方に向いています。

多くの現場で扱われるシスコ製品の運用スキルを証明できるため企業からの評価が高いです。転職で有利であり、昇給や年収アップも期待できます。

LPIC

LPICはLPIの実施するLinuxの認定資格です。レベル1から3まで用意されており、最上位のLPIC-3を取得すれば、高度なスキルを持ったLinux技術者であることを証明できます。

サーバー構築において主流となるOSがLinuxであり、インフラエンジニアとしてLinuxを扱えるスキルは価値が高いです。LPICの取得によりスキルアップを実現できて、転職や昇進などでも有利になります。

LinuC

LinuCは、Linuxを用いたシステム構築や運用管理などのスキルを認定する資格です。4つのレベルが設置されており、段階的にスキルを習得していけます。

LinuCのレベル1はLinuxのインストールや操作、コマンドなど基本的な内容です。レベル2ではネットワーク構成やシステムの保守・運用管理、システムアーキテクチャなどから出題されます。レベル3では、複数のOSが混在する環境におけるシステムインテグレーションや認証サーバーの構築など高度な内容を問われます。最上位の区分であるLinuCシステムアーキテクトの試験は、システム設計について総合力を問われる内容です。

LinuCを取得すれば、サーバーエンジニアへの転職で有利になります。資格手当や報奨金の支給、昇進なども期待できる資格です。

AWS認定資格

AWS認定資格はアマゾンが提供するクラウドサービスであるAWSを扱うスキルを認定する資格です。全部で12種類の資格があり、対象とする職種や難易度などが異なります。

たとえば、「AWS Certified Advanced Networking – Specialty」はネットワーク関連の知識やスキルを問う資格です。AWS認定資格の中では最難関であり、取得すればネットワークの設計や構築の高度なスキルを証明できます。

多くの現場でAWSが活用されており、今後も導入率は高まると考えられています。インフラエンジニアとしてキャリアアップする上でAWS認定資格を取得する価値は高いです。

【WEBエンジニア】おすすめのIT資格4選

WEBエンジニアとしてキャリアアップしたいならば、WEB開発でよく用いられるスキルを証明できる資格がおすすめです。以下ではWEBエンジニアにおすすめのIT資格4選を紹介します。

Javaプログラミング能力認定試験

Javaプログラミング能力認定試験はJavaのプログラミングスキルを証明できる試験です。Java言語やオブジェクト指向、アルゴリズムなどの知識とプログラミング作成のスキルが問われます。1級から3級まであり、3級は入門レベル、2級は基礎レベル、1級は実務レベルのスキルを証明できます。

試験の内容は2級と3級が多肢選択式の出題で、1級は実技試験です。1級では実際にPCを用いてシステム設計や設計図の作成などのスキルが試験されます。Javaを体系的に学ぶ機会となり、取得すれば転職などで有利になるでしょう。

WEB開発でJavaが採用されることは多いため、WEBエンジニアにおすすめの資格です。

PHP技術者認定初級試験

PHP技術者認定初級試験はPHP技術者認定試験の初級レベルの試験です。PHPをこれから学習したい方に向いています。PHP技術者認定初級試験はPHP5とPHP7、PHP8の3種類があり、それぞれのバージョンを対象とした試験内容です。

PHP技術者認定初級試験では、PHPの基礎的な知識やオンラインマニュアルから出題されます。配列や関数など基礎的な内容の理解が求められます。

PHPはWEB開発でサーバーサイド言語として主流な言語であり、WEB開発の現場における需要が高いです。WEBエンジニアを目指すならば、PHP技術者認定初級試験の取得を目指しましょう。

Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験はWebサイト製作のデザインやコーディングに関するスキルを認定する資格です。エキスパートとスタンダードの2つの分類があります。実技試験が出題され、テキストエディターやWebページ作成ソフトを使用した試験です。

Webクリエイター能力認定試験では、HTMLやCSSの作成、JavaScriptの対応など実践的なスキルが問われます。合格すれば、Webサイト製作の実務的なスキルを持っているとアピールできます。

Webサイト製作に携わりたい方におすすめの資格です。

HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル認定試験はHTMLやCSS、JavaScriptのスキルを認定する資格です。レベル1とレベル2に分かれており、レベル1はHTMLとCSS、レベル2はJavaScriptのスキルを証明できます。

Webサイトの作成において主流の技術がHTMLとCSS、JavaScriptです。HTML5プロフェッショナル認定試験のレベル1と2に合格できれば、Webエンジニアに必要なスキルの証明になります。

Webエンジニアの基礎となるスキルや知識を身につけられるため、キャリアアップのための準備段階としておすすめです。

【マネジメント系】おすすめのIT資格4選

ITエンジニアの業務としてマネジメントが求められるケースがあります。マネジメントに関する資格を取得しておけば、プロジェクトを統括する立場に就きたい場合に有利です。マネジメント系でおすすめのIT資格を紹介します。

ITストラテジスト

ITストラテジストは情報処理技術者試験の1つです。ITをビジネスに活用するための戦略の策定や提案、推進ができるスキル・知識を認定します。プロジェクトの計画段階から参画する場合にITストラテジストで得た知識が役立ちます。

ITストラテジストの試験は多肢選択式と記述式、論述式の形式で出題されます。全部で4つの試験が午前と午後に分けて実施されるのが特徴です。合格率は15%程度であり難易度の高い試験とされています。

ITストラテジストは厚生労働省から専門職と認定されている資格です。取得すれば対応できる業務の幅が広がり、転職や昇進などで有利になります。

システム監査技術者

システム監査技術者は情報処理技術者試験の1つで、情報システムの監査に関する知識が問われます。スキルレベル4に該当し、合格率は例年15%未満で難易度が高いです。

午前と午後に合わせて4つの試験が実施され、多肢選択式と記述式、論述式で出題されます。データベースやセキュリティ、システム監査、法務など広範な分野から高度な内容が問われるのが特徴です。システム監査の実践や行為規範、関連法規など実践的な内容も試験されます。

情報セキュリティやリスク管理の専門的な知識を証明できるため、昇進や転職などで有利です。企業の監査部門や監査法人、コンサルティングファームなどで需要があります。

プロジェクトマネージャ

プロジェクトマネージャは情報処理技術者試験の1つでプロジェクトマネジメントのスキルや知識を認定する資格です。多肢選択式と記述式、論述式で出題され、試験の難易度は高いとされています。

午前問題ではITに関する幅広い分野の知識を問われるのが特徴です。プロジェクトマネジメントに関する問題も含まれます。

午後問題はプロジェクトマネジメントに関するテーマが出題され、知識や応用力を問う内容です。論述試験では文章の表現力や内容の独創性なども評価の基準となります。

プロジェクトマネージャを取得すればプロジェクトマネジメントに必要な知識のアピールが可能です。プロジェクトを推進していく立場で働きたい方におすすめできます。転職や年収アップなどで有利になれる資格です。

ITサービスマネージャ

ITサービスマネージャはITサービスのマネジメントができる知識やスキルを認定する資格です。情報処理技術者試験の中でスキルレベル4に相当し、難関資格とされています。

多肢選択式と記述式、論述式で出題され、4つの試験を午前と午後に分けて実施されるのが特徴です。午前問題はITや関連技術に関する基礎知識から高度な知識まで出題されます。午後問題では、サービスの移行やファシリティ管理、障害管理など幅広いテーマについて記述・論述で回答しなければいけません。

システムの運用や保守の現場でリーダーとして活躍できるスキルや知識を養えます。企業からの評価が高く、昇進や転職などで有利です。

【AI分野】おすすめのIT資格2選

ITとAIを連携させたプロジェクトは増えており、AIはトレンドの技術となっています。今後もAIを扱うプロジェクトは増えていくため、AIに関するスキルや知識を持つ人材の需要は高まるでしょう。

ここではAI分野に関連したおすすめのIT資格を2つ紹介します。

G検定

一般社団法人日本ディープラーニング協会が実施するG検定は、AIやディープラーニングに関する知識を認定します。出題範囲は人工知能や機械学習、ディープラーニングなどです。AIに関する法律や倫理、AIガバナンスなども出題分野に含まれています。

G検定は自宅でも受験可能で、120分で知識問題が220問程度出題されるのが特徴です。G検定を取得すれば、AIやディープラーニングなどの基礎知識を学べます。これからAIや機械学習を活用するプロジェクトに参画したい方におすすめです。

E資格

E資格は一般社団法人日本ディープラーニング協会の実施するディープラーニングの知識やスキルを認定する試験です。試験時間は120分で100問程度の知識問題が多肢選択式で出題されます。試験範囲は数学や機械学習、ディープラーニングなどの知識についてです。

E資格はG検定よりも専門的な内容が出題され、ディープラーニングを応用できるスキルが問われます。より実務に近い内容の試験であり、AIエンジニアを目指す方におすすめです。

E資格を取得すれば、AIを活用する現場で高く評価されます。転職や就職でAIについての知識をアピールするのに役立つでしょう。

ITエンジニアの資格を取得する際のポイント

ITエンジニアに関連する資格はたくさんあるため、資格選びに悩む方は多いです。目的に合わせて需要の高い資格を選びましょう。

ここでは、ITエンジニアの資格を取得する上で意識しておきたいポイントを3つ紹介します。

自分のキャリアや目的にマッチする資格を選ぶ

自分の目指したいキャリアや目的に合った資格を選びましょう。たとえば、AIを活用したプロジェクトで活躍したいならば、G検定やE資格がおすすめです。

プロジェクトのリーダーや上流工程での活躍を目指すならば、ITストラテジストやプロジェクトマネージャの資格が適しています。自分の目指す方向性に合致する資格であれば、今後のキャリアアップに役立つでしょう。

価値や需要の高い資格を選ぶ

取得する価値があり需要の高い資格を選びましょう。難易度が高くても企業から評価されづらい資格の場合は、キャリアアップにおいて価値が生じにくいです。昇給や昇進、転職などを有利に進めるために資格を取得するならば、需要の高い資格をおすすめします。

専門性の高い資格や国家資格であれば需要は高いです。企業の募集要項などをチェックして、どんな資格のニーズが高いのかリサーチしておきましょう。

資格ごとの試験概要を確認しておく

資格ごとに試験内容や形式などは大きく異なるため、事前に試験概要を確認しておきましょう。たとえば、自宅でオンライン受験できる資格もあれば、会場で受験しなければいけない資格があります。下位区分の試験に合格しないと上位区分の試験を受けられない資格もあります。

資格の公式サイトなどに試験概要が詳細に掲載されているため、事前に細かくチェックしておきましょう。

まとめ

ITエンジニアは資格を取得すればスキルアップを果たせて、昇進や転職などで有利になります。それぞれの目指す方向性に合わせた資格を選びましょう。社会的に信頼されており、専門性をアピールできる資格がおすすめです。ITエンジニアとしてどの資格を取得すべきか悩んだ場合は本記事の内容を参考に資格を選びましょう。

国家資格やトレンドの技術に関連した資格、難易度の高い資格などは需要が高いです。ITエンジニアとして活躍するのに資格は必須ではありませんが、取得するメリットはたくさんあります。理想のキャリアアップを実現するためにIT資格の取得を目指しましょう。

関連記事Related Posts