副業の始め方って？ステップと注意点、おすすめの職種を紹介

「働き方改革」の考え方が広まり、副業を解禁する企業が増えてきました。副業が注目される中、「副業をやってみたい」「副業にはどんな仕事があるのか知りたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか？しかし、副業を始めるにはきちんと手順を踏まなければ、うまくいかない可能性があります。

そこで本記事では、副業の始め方や注意点、おすすめの職種を解説します。副業で効率的に稼げるようになりたい方は、ぜひ最後までお読みください。

1 副業の始め方・具体的なステップ
2 副業を始める際の注意点
3 副業向けのおすすめの職種
4 副業を始めるなら「フリサポ」

副業の始め方・具体的なステップ

副業を始める場合、すぐに案件探しを行うのではなく、きちんと手順を踏む必要があります。具体的には、以下のステップで副業の準備を進めましょう。

STEP1：会社の就業規則を確認する
STEP2：副業の目標を決める
STEP3：副業できる時間を確保する
STEP4：副業紹介サービスなやクラウドソーシングに登録する
STEP5：副業案件を探し応募する

以下では、それぞれのステップについて詳しく解説していきます。

STEP1：会社の就業規則を確認する

はじめに、勤めている会社の就業規則を確認しましょう。近年、副業を解禁している会社は増えていますが、規則で副業を禁止としている会社も少なくありません。

また、副業を認めている場合でも、特定の業務のみ許可していたり、会社への申告を求めていたりなど、ルールは会社によって異なります。就業規則に違反した場合、解雇や減給などペナルティを課される可能性もあります。

まずは就業規則を確認し、ルールに従って副業の準備を進めましょう。

STEP2：副業の目標を決める

本格的に副業の仕事を探す前に、副業で何を実現したいのか、目標を決めましょう。副業は休日や仕事終わりの時間を利用して働くため、明確な目標を持っておかないと、途中で挫折してしまう可能性があります。

目標は自由に設定して問題ないですが、「副業で月3万円稼ぐ」「旅行の費用を貯める」など、モチベーションになる目標を設定しておくと、継続的に副業を行えるでしょう。

STEP3：副業できる時間を確保する

次に、副業できる時間を確保しましょう。時間を確保できないと、成果を出せず自身の目標も達成できなくなってしまいます。

たとえば、「朝早く起きて副業をする」「休日は5時間副業に充てる」など、生活リズムを少し変えれば、副業の時間を確保できます。ただし、副業の時間ばかり重視すると、本業にも支障が出てしまうので、バランスを考慮して時間を確保しなければなりません。

はじめは少ない時間を確保し、副業に慣れてきたら徐々に時間を増やしていくとよいでしょう。

STEP4：副業紹介サービスやクラウドソーシングに登録する

副業の時間を確保できたら、副業紹介サービスやクラウドソーシングに登録しましょう。

副業紹介サービスは、担当のエージェントが自分のスキルに合った案件を紹介してくれます。クライアントとの条件交渉も代行してくれるため、安心して仕事に取り組めます。専門的な知識を持っている、本業が忙しくて案件探しの時間がないという方は、副業紹介サービスがおすすめです。

クラウドソーシングとは、仕事を発注したい企業と、仕事を探しているワーカーをつなぐサービスです。クラウドソーシングには、ライター・デザイナー・HP制作など、さまざまな案件が募集されています。未経験者でも応募可能な案件も多いため、初めて副業をする方や、これからスキルを身につけたい方にはおすすめです。

STEP5：副業案件を探し応募する

副業紹介サービスやクラウドソーシングに登録した後は、副業案件を探し応募します。副業案件を探す際は、自身が持っている知識や、本業と関連する業務を中心に探すとよいでしょう。クライアントとが求めるスキルと一致すれば、時間をかけずに副業案件を見つけられます。

また、副業には時間労働型と成果報酬型があります。時間労働型は、働いた分だけ報酬を得られる働き方で、成果報酬型は、納品した成果物に応じて報酬を得られる働き方です。業務内容によって働き方も異なるため、応募する前に報酬体系も確認しておきましょう。

副業を始める際の注意点

副業を始める際には、あらかじめ理解しておくべき注意点もいくつかあります。以下では、押さえておくべき注意点について解説します。

本業に支障がないようにする

副業に時間を使いすぎて、本業に支障が出ないようにしましょう。副業が認められている会社でも、「本業に支障をきたしている」と判断された場合、社内での人間関係や査定に影響が出る可能性もあります。副業は、あくまで本業以外の時間に行う業務なので、スケジュールや業務量の管理を徹底しなければなりません。

副業案件を契約するタイミングでは、必ず業務量に無理がないかをチェックすることを忘れないようにしましょう。本業との両立が難しい場合は、クライアントに相談し、業務量を調整してもらいましょう。また、後からトラブルが生じないよう、副業を始める際は人事部や同僚に相談しておくことがおすすめです。

クライアントの信頼性に気を付ける

副業案件に応募する際は、クライアントの信頼性にも気を付けましょう。最近では、報酬の未払いや、契約時と異なる仕事の依頼など、副業でのトラブルが多発しています。トラブルに巻き込まれないよう、信頼できるクライアントを見極めることが重要です。

トラブルを防ぐには、業務開始前に契約書を作成しておくことがおすすめです。契約内容に不明点がある場合は、遠慮なくクライアントに質問し、疑問点を解消しておきましょう。また、副業紹介サービスやクラウドソーシングは、トラブル発生時に仲介に入ってくれるので、安心して案件に応募できます。

簡単に稼げるわけではないと理解する

副業は、簡単に稼げるわけではないことを理解しておきましょう。多くの人が、収入を増やすために副業を始めますが、初めから簡単には稼げません。副業は時間をかけて努力をし、継続的に取り組むことで収入を得られます。

特に初心者のうちは、単価の安い案件が多いため、思うように収入を得られない期間が続くでしょう。しかし、副業は継続することで、単価の高い案件も獲得できるようになります。長期的な視点を持ち、実績を積むことで、副業での収入アップを狙えるようになります。

確定申告が必要となる場合も

副業を始めると、確定申告が必要となる場合もあります。会社で得た収入は会社が年末調整をしてくれますが、副業で年間20万円以上の所得を得た場合、自身で確定申告をしなければなりません。

確定申告は、毎年2月から3月にかけて行います。20万円以上の所得があるにもかかわらず、確定申告をしなかった場合、延滞税や無申告加算税などのペナルティを課される可能性があります。副業でも一定以上の収入を得た場合、必ず期限内に確定申告を行いましょう。

副業向けのおすすめの職種

未経験でも始められる仕事や、専門知識が必要なものなど、副業にもさまざまな職種があります。副業におすすめの職種は、以下の4つが挙げられます。

ブログやアフィリエイトサイトの運営
Webライター
講師
エンジニア・プログラマー

それぞれの職種について、順番に解説していきます。

ブログやアフィリエイトサイトの運営

比較的手軽に始められる副業として、ブログやアフィリエイトサイトの運営があります。アフィリエイトとは、商品やサービスをブログで紹介し、ユーザーが商品を購入することで、売上の一部を紹介料として得られるビジネスです。

ブログやアフィリエイトサイトの運営は、自分の好きな時間に取り組めるため、本業と両立しやすいというメリットがあります。また、ブログへのアクセス数が伸びれば、高い収益を得ることも可能です。しかし、収益が安定するまでには時間がかかるため、長期的に運営していく必要があります。基本的にブログやアフィリエイトサイトの運営は、やれば必ず収入を得られるというわけではないため、その点については理解しておきましょう。