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2023年最新!データエンジニアにおすすめの資格7選!

データエンジニアとして活躍していくにあたり、資格取得を考えている人は少なくはないでしょう。そこで今回は、データエンジニアにおすすめの資格7選についてご紹介していきたいと思います。データエンジニアとしてスキルアップを目指している人、転職を目指している人はぜひ参考にしてみてください。

データエンジニアとは

データエンジニアとは、データの分析や活用のための基盤の作成を担当する専門職です。データエンジニアの主な仕事内容は情報基盤の構築や設計です。必要なデータベースやクラウドサービスを選定し、インフラを構築します。データ分析のスペシャリストであるデータサイエンティストなどのスタッフがスムーズにデータを取り出せるように、データを格納していきます。さらに構築した基盤にエラーが起きていないことをチェックし、今後も問題が起こらないように監視を続けるのがデータエンジニアの役割です。万が一エラーが起きたときには修正箇所を見つけ、直しておきます。

基盤の構築や設計だけでなく、データの整理や加工もデータエンジニアの業務です。分析に使うためのデータはほとんどの場合、そのまま使うことは不可能です。また何も手を加えないと管理するのも大変なので、データエンジニアが加工をします。情報が欠けているデータがあれば補足を、内容が重複しているなら不要なものを取り除きます。

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データエンジニアとは?仕事内容から年収、必要スキル、資格まで徹底解説

データエンジニアが資格を取るメリット

データエンジニアに必須の資格はありませんが、資格を取得することによるメリットはいくつかあります。ここでは2つのメリットについて見ていきましょう。

転職活動でスキルをアピールできる

転職活動でスキルをアピールすることが出来るのも、資格を取得するメリットです。資格を持っていることで客観的なスキルの証明となり、その人がどのくらいの知識や技術を持っているのかが採用側もすぐに分かります。このように自身のスキルを転職活動でアピールできる点も資格を取得するメリットです。

また、資格取得の学習過程で、プログラミングの基本やアルゴリズム、システム開発などの業務に必要な知識を体系的に学ぶことができるでしょう。試験の合否に関わらず、こうした学びはデータエンジニアとしての財産になります。

資格手当がもらえることも

勤めている企業によってはデータエンジニア関連の資格を取得していれば、資格手当などが支給されるケースがあります。毎月の給与やボーナスに加えて手当が支給されれば、収入アップも夢ではありません。

資格手当は業務に活かせると判断された資格を取得した社員に向けて、企業が任意で支給する福利厚生の一つです。企業側が独自に設けることができ、社員のスキルアップや自己啓発の推進を目的としています。国家資格と民間資格では、手当ての金額が変わることがあります。必ずしもすべての企業で資格手当があるわけではありませんが、勤めている企業でこのような手当があるのであれば、積極的に資格取得を目指すとよいでしょう。

データエンジニア向けの国家資格

データエンジニア向けの資格はいくつかありますが、中には国家資格のものもあります。国家資格の場合は難易度が高いものが多いですが、取得することでスキルや知識の証明として非常に有効に働きます。ここでは、2つの国家資格について見ていきましょう。

データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリスト試験は、データベースに関する知識を持っていることをアピールすることが出来る国家資格です。データエンジニア向けの資格の中でも高難易度と言われ、長年データエンジニアとして活躍した人や、膨大なデータを取り扱ったことがある人が挑戦する傾向にあります。試験勉強を通して個人情報や企業秘密などの取り扱い方法、保管しているデータの管理などを学べるのが魅力です。取得すると開発を主導する能力があることの証明にもなり、プロジェクトのリーダーを任されることもあります。

データベーススペシャリスト試験公式サイトはこちら(外部サイト)

ITサービスマネージャ試験

ITサービスマネージャも、高難易度の国家資格の一つとして有名です。ITサービスマネージャは顧客のニーズを正確に把握し、ITサービスの提供を最適化する能力を身につけることを目的としたものになります。独立行政法人である情報処理推進機構が主催している試験で、情報処理技術者試験の一つとして数えられます。情報処理推進機構は政策実施機関の一つで、経済産業省が所管しているのが特徴的です。

出題範囲はコンピュータ構成要素やシステム構成要素、データベースやネットワーク、セキュリティなどです。サービスマネジメントやサービス運用に関する問題、情報セキュリティの運用や管理なども出題されます。どの問題も幅広い知識と具体的な事例の知識があれば解けるとされています。

ITサービスマネージャ試験の公式サイトはこちら(外部サイト)

データエンジニア向けの民間資格

民間資格は民間企業などが独自に運営、実施している資格です。製品やサービスに関する知識やスキルを問うための試験が実施されます。難易度は様々で、初心者向けのものから上級者向けのものと色々な種類があるのが特徴です。中には日本国内だけでなく、海外でも通用する資格も存在します。

Google Cloud Professional Data Engineer認定資格

Google Cloud Professional Data Engineer認定資格はGoogleが提供する民間資格で、クラウドエンジニア向けの認定資格になります。データ処理システムの設計や構築、運用、機械学習モデルの運用化のスキルを持っていることの証になります。取得することでクラウド関連の知識が増え、クラウドサービスを利用するときに困ることがありません。業務内容や扱うデータの内容によって適切なクラウドサービスを選ぶことができ、正しく実装が出来るのです。

Google Cloud Professional Data Engineer認定資格公式サイトはこちら(外部サイト)

Microsoft Certified:Azure Data Engineer Associate

マイクロソフト社が認定する民間資格で、Azureに関する専門知識を確かめるために作られました。マイクロソフト社が提供するAzure関係の資格の中では中級レベルになります。データの構造化や非構造化、データシステムからのデータの分析などを勉強していきます。試験に合格するためにはAzureの専門知識だけでなく、PythonやSQL、Scalaなどのプログラミング言語の知識も必要不可欠です。

Azure Data Engineer Associateの公式サイトはこちら(外部サイト)

AWS Certified Data Analytics – Specialty

AWSのデータ分析資格で、AWSのサービスを利用した分析ソリューションの設計や構築、保護をする方法についての知識が問われます。取得することで「AWSのサービスを上手に使いこなせる」、「難易度の高いデータ分析が出来る」とアピールすることが可能です。AWSの認定資格の中でもレベルが高い試験で、高度なデータ分析環境を実現させるための環境づくりやトラブルシューティングの知識と、色々な知識を駆使して問題を解いていきます。

AWS Certified Data Analytics – Specialty公式サイトはこちら(外部サイト)

オラクルマスター

日本オクラル社が認定する資格で、オクラル社が開発した「Oracle Database」を扱える、一定の技術力があることを認めるものです。データベースの管理や運用、SQLの知識を問う問題が多く出ます。資格のランクによっては日本国内だけでなく海外でも通用する資格で、取得していれば外国で活躍することも不可能ではありません。試験は4つの難易度に分かれていて、初心者向けはブロンズ、より実践的な知識が盛り込まれているのがシルバーです。シルバーよりも難易度がアップするのがゴールド、最高難易度はプラチナになります。シルバー以上の資格は世界基準の資格として認められています。

オラクルマスター公式サイトはこちら(外部サイト)

SNOWPRO CORE認定資格

Snowflake社が提供する認定資格で、試験に合格すれば、クラウドデータプラットフォームであるSnowflakeを使うときに必要な知識が備わっている、知識は十分にあるということの証明になります。Snowflakeの基本設計から仮想ウェアハウス、データのロードやアンロードが試験問題に多く盛り込まれています。

SNOWPRO CORE認定資格公式サイトはこちら(外部サイト)

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