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RPAの副業は稼げる?土日で出来る?単価相場・案件の探し方

RPAエンジニアとして働く人の中には、副業に興味がある人もいるのではないでしょうか。この記事では、RPAの副業案件について詳しく見ていきます。RPAツールの副業事情や単価相場、必要なスキルや資格なども紹介していきますので、副業検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

RPA案件とは

RPAとは、Robotic Process Automation の略となっており、ノーコードツールの一つです。RPAを活用することで、人が手作業で行っている事務作業などをロボットやソフトウェアによって自動化することができます。DXの推進や業務効率化への動きから、大手企業などでもこのRPAの導入が進みつつあります。そうした際に活躍するのがRPAエンジニアであり、RPAの開発や導入企業のサポートを行う副業案件も増えてきています。

RPAツールの種類

RPAを開発する際に使用されるツールにはいくつか種類があります。ここからは、どのようなRPAツールがあるのかを詳しく解説していきます。

UiPath

UiPathは、アメリカにあるUiPath社が提供しているRPAツールです。日本語に対応しており、日本の大手企業でも導入されています。独自のフレームワークを持っているUiPathは、主にロボット開発の分野で活躍するツールです。デスクトップ版とサーバー版があり、拡張性も優れています。

WinActor

WinActorはNTTグループが提供しているツールです。純国産のツールで日本語に完全対応しているだけでなく、環境構築も不要でPCへインストールするだけですぐに利用開始できます。Windowsで操作できるアプリケーションに対応しており、Office製品、ERPやOCR・ワークフローといった個別の業務システムまで操作可能です。

BizRobo!

BizRobo!は、RPAテクノロジーズ株式会社が提供しているツールです。1ライセンス契約するだけでインストール無制限で使用可能なため、開発者が増えてもライセンスコストがかからない点が特徴です。デスクトップ版、サーバー版まで提供されており、Salesforceやkintoneといった業務系システムと連携して自動化を図れます。

RPAエンジニアの副業事情

ここからは、RPAエンジニアの副業事情がどうなっているのかを詳しく紹介していきます。

RPA需要は少しずつ高まっている状況

RPA案件の需要は、少しずつ高まっている状況だと言えます。RPAの国内市場規模は年々増加傾向にありますが、まだ一般的に広まっているというわけではありません。そのため、RPA関連の副業案件はそれほど多くないというのが、実際のところです。今後もさらにRPAを導入する企業は増えていくことが予想されますので、RPAエンジニアの需要や副業案件の数も拡大していくことでしょう。

RPA案件の場合、開発スピードが速い

RPA案件は、開発スピードが速いという特徴があります。コーディング無しでロボットを開発できるため、一般的にプログラミングが必要とされる開発業務と比較して、RPA案件は工数が少ない傾向があります。そのため短期で完了できる内容が多く、副業としても取り組みやすいとも言われています。

RPA副業案件の種類

RPAの副業案件ですが、大きく分けると「エンジニア案件」と「コンサルティング案件」に分かれます。それぞれどのような内容を行うのか、詳しく見ていきましょう。

エンジニア案件

エンジニア案件では、主に設計や開発、保守運用などの業務を行います。一般的なシステム開発と同様の守備範囲を行うとイメージするとわかりやすいかもしれません。ただし、業務の対応範囲はRPAツールのみではない場合もあります。VBAやJavaScriptのスキルなどを持っていると、単価アップなどにも期待できるでしょう。なお、あくまでエンジニアとして参画するため、要件定義などの上流工程には携わらないといったケースが一般的なようです。

コンサルティング案件

コンサルティング案件は、業務を改善するための提案などを行う、コンサルティングがメインの仕事になります。クライアントからヒアリングを行い、RPAを使うことでどれだけ業務が効率化されるかといった改善方針から検討・提案することとなります。RPAに関する知識だけではなく、クライアントとやり取りするためのコミュニケーション能力、プロジェクトマネジメント能力などが必要です。なおコンサルティング案件は上流工程を担うため、エンジニア案件より単価が高い傾向があります。

RPA副業案件の単価相場

RPA副業案件の単価相場は、40~60万円程度です。これはあくまでも目安で、業務内容によって単価は上下します。コンサルティング案件のような上流工程に関わる案件であれば、単価相場は80万円程度にアップしすることもあります。RPAだけではなく、JavaScriptなど開発現場でよく使われるプログラミング言語を扱えるようなスキルがあれば、より高単価な案件を獲得できるでしょう。

RPA副業案件に必要なスキル、経験

ここからは、RPA副業案件に取り組む際に必要になる、スキルや経験について詳しく解説していきます。

エンジニア、コーディングのスキル

RPAはコーディング不要で開発できるツールですが、RPAエンジニアとして案件に臨むにあたり、エンジニアとしてのスキルは求められると考えたほうがよいでしょう。コーディングのスキルはもちろんですが、プログラミングスキルやシステム開発といった経験があると、RPA副業案件でも活かされます。

RPAツールへの知識と理解

どのようなRPAツールを用いるかは、開発現場によって変わります。そのため、幅広いRPAツールへの知識と理解が必要です。簡単に操作できる特定のRPAツールを扱えるだけでは、対応できない現場が出てくるかもしれません。複数のRPAツールを扱えるスキルを身につけておけば、活躍の場が広がるでしょう。

課題解決力

クライアントとなる企業によって、RPAを導入する目的は変わってきます。単純に業務を効率化したいという目的だけではなく、現場の問題点を解決するためにRPAを導入するケースもあります。その場合、クライアントがRPAを使うことで課題が解決されるように、適切なツールを選定する必要があります。クライアントの課題解決に導けるスキルも非常に重要になってきます。

バックオフィス経験

経理や事務などのバックオフィス業務を効率化するために、RPAを導入するケースは多くあります。そしてRPAで自動化を行うためには、その業務内容や作業手順を理解する必要があります。そうした際に、バックオフィスで働いた経験が役立ちます。AccessやExcel VBAなどの活用経験があれば、実務に関わっている人達とのコミュニケーションが取りやすくなるため、RPAを導入する際のサポートがしやすくなるでしょう。

RPAエンジニアが副業で稼ぐための資格

RPAエンジニアになるために必要な資格は特にありません。しかしながら、RPAツールは各ベンダーが認定資格を提供していることが多く、習得しておくことでそのスキルや知識を証明できます。資格を持つことで高単価の案件を獲得しやすくなるなどのメリットもあります。ここからは、RPAエンジニアが副業で稼ぐために持っておきたい資格をいくつか紹介します。

RPA技術者検定

RPA技術者検定はNTTデータ社が提供している認定資格で、「RPA技術者検定 アソシエイト」と「RPA技術者検定 エキスパート」の2種類のレベルに分かれています。RPA技術者検定 アソシエイトは、WinActorの基本操作に関する資格となっており、WinActorの概要、機能に関する知識、WinActorのシナリオに関する知識などが出題内容となっています。です。RPA技術者検定 エキスパートは、選択式問題だけでなくWinActorの実技試験も含まれた、より難易度の高い内容となっています。

UiPath Certified Professional

UiPath Certified Professionalは、UiPath社が実施している認定資格で、「UiPath RPA アソシエイト資格試験(UiRPA)」と「UiPath RPA デベロッパー上級資格試験(UiARD)」の2種類あります。UiPath RPA アソシエイト資格試験はUiPathユーザーすべてが対象ですが、UiPath RPA デベロッパー上級資格試験は6ヶ月以上のRPA開発経験が推奨条件となっています。プロフェッショナルとしてのより深い専門知識をアピールしたいのであれば、後者を受験しておくとよいでしょう。

BizRobo!検定

BizRobo!検定は、RPAの経験がない初心者向けの「BizRobo! 基礎検定(DS検定/DA検定)」と、経験者向けの「BizRobo! 認定開発者検定」の2種類あります。初心者から上級者までを対象とした試験で、BizRobo!検定向けのコミュニティやアカデミーが充実しているため、チャレンジしやすい資格です。

RPA副業案件の探し方

副業を始める上で重要になるのが案件の獲得ですが、どのような方法で見つければよいのでしょうか。ここからは、RPA副業案件の探し方について解説していきます。

エージェントを利用する

副業案件を獲得する時に役立つのがエージェントサービスです。エージェントサービスに登録しておくことで、専門のコンサルタントから様々な案件を紹介してもらうことができます。自身のスキルや希望に合った求人を紹介してくれるため、ミスマッチが起こりにくくなるでしょう。

クラウドソーシングを利用する

手軽に副業案件を探したいという人に人気なのがクラウドソーシングです。クラウドソーシングには、RPAエンジニアを求めているクライアントが、様々な案件を掲載しています。クラウドソーシング上のサービスを利用して、手軽にクライアントとやり取りできますし、案件のジャンルも豊富なので副業を始めたばかりの人でも取り組める案件が見つかります。

知人に紹介してもらう

人脈がある場合は、知人に仕事を紹介してもらうのもよいでしょう。本業で仕事をしたことがある取引先や友人などに呼びかければ、何か仕事を任せてもらえるかもしれません。副業ワーカーにとって人脈は非常に重要なものなので、これまでに培ってきた人脈は活用するようにしましょう。

企業に直接営業する

企業に直接営業することで、案件を獲得できるケースも少なくありません。本業の取引先でRPAの導入を検討しているところがあれば、自分のスキルをアピールしてみるとよいでしょう。また、SNSなどのツールを活用して、企業に直接自分を売り込むのもよい方法です。

RPA副業案件の獲得におすすめのエージェント、サービス

ここからは、RPA副業案件を探している人におすすめのエージェントサービスを紹介していきます。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、副業にぴったりな案件が多数見つかるということで人気になっているエージェントサービスです。週2日から取り組める案件を多数保有しているので、本業の合間にRPAの案件をこなしたいという人に最適な仕事が見つかります。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、業界最大級の案件数を誇る人気のエージェントサービスです。企業から直接案件を獲得しているため、高単価の案件が充実しています。

ギークスジョブ

リモート案件を探している人におすすめなのが、ギークスジョブです。保有している案件の80%以上がリモート案件となっているため、在宅で副業をしたいと考えている人は登録しておいて損はないでしょう。

ランサーズエージェント

高単価の案件が多いということで人気なのが、ランサーズエージェントです。原則すべての案件が直請案件となっているため、マージンがなく高額報酬の案件が充実しています。サービス手数料を公開し、透明性の高い契約を実現しているのも魅力です。

クラウドテック

クラウドテックは、クラウドソーシングで有名なクラウドワークス株式会社が運営しているエージェントサービスです。97%がリモート案件、週3日から取り組める案件が多いということで、副業に最適な案件が多く見つかります。

BIGDATA NAVI

BIGDATA NAVIは、ディープラーニングなどのAIの分野に強いエージェントサービスです。AIの分野では国内最大規模の案件を保有しているため、RPAに関する副業案件が充実しています。AI領域に詳しいコンサルタントが、案件を獲得するまでのサポートをしてくれるのも魅力です。

▼BIGDATA NAVIのRPA案件はこちら

BIGDATA NAVIのRPA案件一覧をチェックする(クリック)

RPAエンジニアが副業するメリット

ここからは、RPAエンジニアが副業するメリットについて詳しく見ていきましょう。

ライフスタイルに合った働き方ができる

RPA案件は開発スピードが速いため、短期で完了する案件も多くあります。副業案件を探していても稼働日数が多すぎて対応できないといったケースもありますので、RPA案件であればライフスタイルに合った働き方がしやすいでしょう。週2日から取り組める案件を探し、土日の空いた時間を利用してRPA案件に取り組むのもよいでしょう。また、リモート案件も多くあるため、時間や場所に縛られることなく仕事ができるというメリットがあります。

スキルアップにつながる案件に携われる

副業は自分で自由に案件を選ぶことができるため、本業では取り組めないようなスキルアップにつながる仕事にチャレンジできます。例えば本業ではRPA開発のみを担当している場合でも、コンサル系の案件を受注してコンサルティングの経験を積むといったことが可能です。このように副業を通じて、スキルアップにつながる案件に携われる点は大きなメリットです。

短時間で収入を得られる

副業案件は、基本的に短期間で取り組める仕事が多くなっています。週2日稼働で単価20万円程度の案件もあるため、短期間でまとまった収入を得ることが可能です。本業とは別に、新たな収入源を得られるというのは大きなメリットになるでしょう。

RPAエンジニアが副業する際の注意点

RPAエンジニアが副業するメリットは数多くありますが、取り組む際にはいくつか注意点があります。では、どのようなポイントに注意すればよいのか、詳しく見ていきましょう。

就業規則を確認する

副業する上で注意したいのが就業規則です。副業を解禁する企業が多くなっていますが、就業規則で副業を禁止している企業も存在します。就業規則を破って副業をすると、罰則を受けてしまう可能性があるので、副業をする場合には必ず就業規則を確認しておきましょう。

本業とのバランスに注意する

副業は本業に支障が出ないようにするのが原則です。たくさん稼ぎたいからといって、多くの副業案件をこなそうとすると、本業がおろそかになってしまうかもしれません。本業とのバランスに注意して、自分が無理なくこなせる範囲の副業案件を探すようにしましょう。

競合企業の案件は引き受けない

副業案件を探している時、競合企業の案件が見つかることがあるかもしれません。案件の中には企業の重要な情報を取り扱うケースもあるため、競合企業の案件を引き受けてしまうと、情報漏洩などのリスクが発生します。実際には情報を漏らしていなかったとしても、企業から疑われてしまう可能性があります。特別な事情がない限り、競合企業の案件は引き受けないほうが無難です。

確定申告をおこなう

副業をして20万円以上の所得を得た場合には、確定申告を行わなければなりません。副業で得た所得に関しては、自分自身で確定申告を行い税金を納める必要があります。確定申告の義務があるにも関わらずしなかった場合は、無申告課税や延滞税などのペナルティを受ける可能性があるので注意してください。

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