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2020/01/17

Pythonの副業は稼げる?報酬・単価相場、副業求人の探し方、仕事獲得の方法

データサイエンスやWeb開発での需要が高まるPython(パイソン)は、就職・転職のほか、副業での人気も高い言語です。普段の仕事ではRubyやPHPで開発しており、勉強がてらPythonの案件を副業で請けたいエンジニアも多いのではないでしょうか。

この記事では、Pythonの副業案件の種類、求人の探し方、単価相場など初心者にもわかりやすく紹介します。未経験からPythonの副業を受注するために必要なスキルについても見ていきましょう。

Pythonの求人需要と副業案件の動向

Pythonは、数あるプログラミング言語の中でもトップランクの人気を誇っています。機械学習・データサイエンス・ディープラーニングといった注目度の高い分野が目立ちますが、サーバーサイド開発でも利用される言語です。

そんなPythonの副業にはどのような動向があるか、最新情報を紹介します。

需要が高まっているPythonでの開発求人

大学などの教育機関やITエンジニア、データサイエンティストなど使用する人が急増しているプログラミング言語だけに、Pythonを使った仕事の案件は需要が高まってきています。

他の言語に比べると単純で書きやすく、開発時間を短縮できるのもメリットです。チーム開発が主流となるWeb系の開発案件を効率よくこなすことも可能になってきます。

副業ではどんな開発案件が多いのか

Pythonを使った開発案件の中でも多いのが、Webアプリの開発です。Pythonは、メンテナンスしやすい機能の開発に向いています。そのため、様々な規模のWebアプリを開発する際に使用されているのです。

データ分析ツールの開発やデータ分析そのものの案件も、目立っています。例えば企業の売上データ分析などは、よくあるケースです。

さらに複雑な、人工知能やディープラーニングのプログラミング開発をする案件も出てきています。

副業で働くPython案件の単価相場

貴重な時間を使って副業するのですから、案件の単価はできるだけ高いほうが安心です。Pythonの副業求人はどのくらいの単価なのか、相場を見ていきましょう。

報酬額相場と時給の目安

Pythonでの副業報酬は、注目されているプログラミング言語を使った案件ですから高めです。具体的な相場は案件の種類によっても異なりますが、固定報酬なら1案件50,000円、時給に換算すると2,000円くらいが平均的な目安です。

フルタイム(週5)に比べると時給は低め

Pythonのエンジニアとして働く場合、週5日クライアント先に常駐するフルタイムなら月の単価で60~80万円が相場です。副業の報酬は、フルタイムにはおよばない傾向があります。仕事に就ける時間も違えば、取り組む案件の規模も違うからです。

ただし場合によっては、副業でも高単価の案件に取り組むチャンスがあります。そうなれば、フルタイム以上の時給になることもあり得ます。

スキルや案件で報酬金額に幅がある

副業で得る報酬には使える時間も関係してきますが、スキルや案件によっても差が出てきます。「機械学習エンジニアやデータサイエンティストなど統計スキルを持つ」「フルスタックエンジニアとして幅広い開発経験を保有する」など能力や実績が高い人ほど、より良い条件で仕事を得やすいでしょう。

継続的に仕事を引き受けているクライアントから信頼されて、報酬アップとなる可能性もあります。

Python副業の種類、仕事内容

Pythonは、様々な業界で使われるようになってきています。そのため副業案件の種類も幅が広いのですが、中でもよくある案件のタイプがあります。いくつか紹介していきましょう。正社員、派遣、パート・アルバイトなどエンジニアの雇用形態はさまざまですが、副業では業務委託やアルバイトの求人から仕事を探します。

Web開発の案件

Pythonエンジニアとして、WebサイトやWebアプリの開発に携わる副業案件です。大手企業よりもスタートアップやベンチャー企業などリモートワークを推奨する会社の出す求人が中心です。

例えばInstagramのようなSNSやYouTubeのような動画サイトのように世界的に有名なサービスも最初は小さなプロジェクトから出発しています。国内でも、DjangoやFlaskなどのフレームワークを採用するサービスも増えています。

開発の一部を副業として請け負う案件に参加することで、自分が普段利用しているサービスのWeb開発に携わることも夢ではありません。

データ分析・AI開発の案件

データサイエンスやAIの分野も、世界的に注目されています。多くの企業が導入しようとしている分野だけに、研究開発が盛んです。ただし、分析用のデータを外部に持ち出しできないという企業が主流です。

そのため、データ分析を受託する副業案件の数はそれほど多くありません。副業の求人ではデータ分析そのものよりもコンサルティングやアドバイザリーの需要が高いです。

AI開発では、データ分析のためのツール開発や要件定義・設計、アプリ・システム側の開発などの業務を請け負う仕事もあります。エンジニアとしてのスキルのほか、AIの実装経験が必要ですが、条件を満たせばやり甲斐のある副業をいくつも探せるでしょう。

プログラミングスクール講師

Pythonは、プログラミング初心者にも修得しやすい言語として人気が高まっています。プログラミングスクールを提供する教育事業者にとっても、求人需要の高いPythonを無視するわけにはいきません。

こうした背景から、Pythonを学習しようとする人は増えています。新規講座の開講などに伴いプログラミングスクールの講師やチューターとして副業エンジニアは需要が高く、夜間や早朝など時間の区切りが明確なため副業に向いています。

オンライン指導のスクールも増えていて、どこに住んでいても副業が可能です。

技術顧問

Pythonの開発自体に取り組むのではなく、開発案件の技術をサポートする副業もあります。案件にもよりますが、監督的な立場でアドバイスできるスキルや実績を持っていることが望ましいでしょう。

開発案件を受注しているうちに、信頼されて技術顧問になるケースもあり得ます。

Python副業でよくある質問

ここからは、Python副業についてよく出てくる質問について解説していきます。

未経験者でも副業は可能?

この場合の未経験とは、Pythonの実務が未経験でも副業できるかという意味です。クライアントや案件によっては、未経験者でも仕事を任せるケースがあります。

しかし、経験者が案件を任せられるケースのほうが圧倒的多数です。特に在宅で副業する場合、実績のある人が仕事を振られやすいです。作業している姿が見えなくても、信頼できる仕事をしてくれる実力者が求められます。

とはいえ、未経験者にもチャンスがないわけではありません。クラウドソーシングを活用して案件獲得にチャレンジしてみる価値はあります。

在宅/リモートの案件はある?

リモートワークなど在宅で作業できるPythonの副業案件は、増加しています。もともとプログラミングが在宅向きの仕事であることから、Pythonについても在宅の仕事が増えているのです。

データ分析よりは、開発の仕事が在宅向きの求人であります。社会の傾向としても、在宅勤務の仕事が目立ってきている点は追い風です。

在宅でも質の良い仕事ができることを認めてもらうためには、スキルや実績を磨き続けることが大切です。

Python副業の探し方・獲得方法

いざPython副業の案件を探そうと思ったら、案件の探し方がわからないということもあるでしょう。どうやって副業案件をゲットしたらよいのか、具体的な方法をいくつか紹介します。

知り合いからの紹介

Pythonエンジニアとして実務経験がある場合は、知り合いや仕事の関係者に副業で出来る仕事がないか聞いてみるとよいでしょう。仕事仲間に紹介を依頼すると自分のスキルや実績を理解しているため、レベル感のあった副業案件を紹介してもらえる確率が高いです。

また、副業を探していることを周囲の人間につたえておくことで、Pythonを使う案件に関わったタイミングで仕事を紹介されることもあるでしょう。

いずれにしても、チャンスをつかむ可能性を広げるためには多くの人とつながっておいたほうがよいでしょう。

ポートフォリオを見て直接依頼

実績やスキルをまとめたエンジニアのポートフォリオを見て、クライアントが直接依頼してくるケースもあります。この場合、Pythonを使える点をSNSやブログ、Qiitaなどに投稿しておいて、エンジニア人材を探す企業担当者から目をつけられる必要があります。

高い実績やスキルを持っているか、クライアントが解決したい案件に近い実績を持っている人が選ばれやすくなるでしょう。

ビジネスSNSなどを活用して、こちらからクライアント候補となる企業に連絡を取りポートフォリオを見てもらう機会を増やすのも一つの方法です。

クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシングサイトには、多様な案件が待っています。その中から希望する案件を選んで取り組めばよいだけなので、クライアント探しや複雑な契約の手間が省けます。

全体的に単価の相場が安い点や他のエンジニアと案件の取り合いになることはデメリットといえますが、作業する時間帯や案件のボリュームを選べるため副業案件を探すには打ってつけです。

エージェントの活用

エージェントに登録して、Pythonの副業案件を紹介してもらう方法もあります。スキルや実績に合った案件を紹介してもらえるので、自ら仕事探しに駆け回る必要がありません。

ただし、未経験や実績が少ない人の場合は紹介をうけられないことも多いです。相談する際には実務経験が1年以上を目安とするとよいでしょう。エージェントでは、手数料やマージンを差し引かれますが、副業でも単価の高い案件が多いです。

また、エージェントの紹介ということでクライアントから信頼されやすいメリットがあります。

Pythonの副業求人が探せるサイト

Pythonの副業案件や在宅・リモートワークの求人を見つけるのに好適なサイトがあります。無料で登録できるためいくつか併用して、副業の仕事を探すのもよいでしょう。

クラウドワークス

300万人以上のユーザー数を抱え、仕事依頼も同等の件数を誇っているのがクラウドワークスです。クラウドソーシングサイトとしては、日本最大級。200種類以上の案件のカテゴリーがあり、多くのユーザーが仕事探しや案件の受注に活用しています。経験不問の案件もあり、副業案件を探しているなら一度はチェックしている人が多いです。

ランサーズ

日本最大級のクラウドソーシングサイトで、利用満足度ナンバーワンの実績があります。案件数は数十万件規模ですが、大手企業がクライアントというケースも珍しくありません。高単価の案件を探すにもよく、一方で初心者向けの案件も見つけやすいサイトです。

ココナラ

自身のスキルをクライアントに売り込んで案件を獲得するクラウドソーシングサイトで、自分で自分に値段をつける手法です。そこまで自分のスキルや実績に自信を持てない、売り込む課程に時間をかけられないという場合は、リクエストボードに掲載されている案件から応募することもできます。

Pythonの副業に最低限必要な知識

Pythonの副業案件に取り組む人のスキルや実績は、人それぞれです。そうはいっても、最低限必要な知識もあります。どのような知識を身につけておくべきか、挙げていきます。

フロントエンドの基礎

UI/UXなどに関するフロント系の基礎スキルがあると、Webサイトの見た目を整える力がつきます。フロントエンドで動作するWebサイトのUI作成に必須となる言語が、HTML、CSS、JavaScriptです。これらを使ってWebサイトを作成し、公開するまでの過程を修得しておけば、Webサイトやアプリの開発がスムーズになります。

Pythonでの開発

当たり前のようですが、Pythonの基礎は確実にマスターしておく必要があります。文法の基礎を修得したら、簡単なスクレイピングやWEBアプリの開発などに取り組んでスキルアップしていきましょう。

これらの案件はPythonの副業案件に多いため、役立ちます。Pythonのプログラミングがおこなえれば、簡単な案件の受託はできるようになります。

一方で、本格的な開発を受託するには、サーバーやネットワークなど環境構築、Gitでのバージョン管理などバックエンド(サーバーサイド)の開発のスキルを身につけていきましょう。

未経験からPythonを学ぶ手順

Pythonの知識どころか、プログラミングを学習するのも初めてという人もいるでしょう。未経験からPythonを学ぶ手順について、紹介します。

Pythonの文法を学ぶ

Pythonは、プログラミング言語の中でも修得しやすい言語です。コードが書きやすく、読みやすい特徴もあります。少ないコードでプログラムを書けることから、簡単に短時間で仕事をこなすことも可能です。

いずれにしても、Pythonでの副業を目指すならPythonの文法を学ぶ必要があります。

フレームワークを理解する

アプリ開発をするとき、基礎となる骨組みが必要です。フレームワークを作っておけば、効率よく開発を進めることができます。Pythonの場合、フレームワークが数多く存在します。

DjangoかFlaskが主流ではありますが、初心者向きのフレームワークからトレンドのフレームワークまで様々なので、好みの種類から理解していけばよいでしょう。

オリジナルな開発をする

Pythonを学ぶ課程で、例題を理解したり問題を解くだけでなくオリジナルの開発にも挑戦してみることをおすすめします。そうした挑戦心は、実際に副業案件をするときのヒントになります。

自分なりの開発の仕方が見つかり、案件の獲得数が増えたり業務を進めやすくなるはずです。

初心者向けのPython副業

まだまだPythonのスキルが十分ではなくても、それなりの副業案件はあります。高い実績を持つエンジニアでも、最初は初心者だったはず。1つ1つの仕事を丁寧にこなすことで、スキルが着実に磨かれていきます。スキルが低めでも取り組めるPython案件を見ていきましょう。

Webスクレイピング

Pythonの副業案件には、ロボットを巡回させてインターネット上の情報を取得・更新するクローリングやWebスクレイピングと呼ばれる案件が多いです。WEBサイトから任意の情報を得るためには、スクレイピング技術が欠かせません。HTMLから必要なデータを取得するために、スクレイパーと呼ばれるプログラムが必要になるのです。

Pythonでスクレイピングをする手法にはいくつか種類があり、取得するデータの形式やサイトの構造によって使い分けするのも実力のうちです。

Web APIを利用したツール開発

Pythonで利用できるWeb APIにも豊富な種類があります。APIを利用してツール開発を請け負ったり、データ納品をおこなう案件はゼロから開発を進めるよりも難易度が低いです。

Web APIを利用する部分とコードを書く部分を切り分けて工数を見積もりましょう。データサイエンスにも関係することが多く、案件数には期待が持てます。

テクニカルライター

人気のある言語であるPythonに関する記事作成の副業です。文章作成の仕事のためコーディング能力はそこまで必要ありません。Pythonの基礎構文やPythonを使ったプログラムのサンプルコードなど、Pythonに関心のある人に役立つコンテンツを作成します。

技術に関わる専門的な記事を読者に読んでもらう必要がありますから、関連知識がある人が求められます。現在は経験が少ない人にも仕事に就くチャンスがあり、つながりや知識を広げるにも最適です。

Pythonの副業案件を受注するために

最後に、Pythonの副業案件を受注するために準備しておきたいことを挙げておきます。

実績かポートフォリオが必須

実務未経験の人に、副業として案件を任せるクライアントは滅多にいません。案件を獲得するためには、何らかの実績は必須と心得ておいたほうがよいでしょう。あるいは、自信を持って提示できるようなポートフォリオの準備をおすすめします。

課題解決につながる提案力

クライアントがPython案件を依頼するのは、課題を抱えているからです。その課題を解決するために役立つ提案ができれば、Pythonの副業案件は受注しやすくなります。

円滑に業務を進める力

Pythonの副業案件を円滑に進めるためには、クライアントとのコミュニケーションや業務の実行力も不可欠です。納期を守ったりスケジュールに合わせて作業することも大切ですし、独断で作業を進めるようなことは避けておきたいところです。

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