iOSエンジニアの求人案件

iOSエンジニアの求人案件

iPhoneやiPadで利用されるiOSアプリを開発する「iOSエンジニア」ですが、タブレットが手放せない時代になった現代では、その求人傾向も堅調だとされています。フリーランス向けの案件も豊富だと言われていますが、ここではiOSエンジニアの最新の求人動向や年収事情、必要なスキルや将来性について詳しく解説します。

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iOSエンジニアとは

iOSエンジニアは、Apple製のスマートフォンやタブレット端末に利用されているOSである「iOS」上で動作するアプリを専門に開発するエンジニアのことです。iPhoneやiPadなど、iOSが使われている端末は利用者が多く、iOS向けアプリも日々さまざまなものが開発されています。多くの人がApple製のタブレットやスマートフォンを利用している中、iOS搭載デバイスを使った事業の展開を考えているさまざまな業界や企業にとって、iOSエンジニアはキーパーソンと言っても過言ではないのです。

iOSエンジニアの求人動向

iOSエンジニアは規模の大小を問わずさまざまな企業から求められている存在です。iOSエンジニアの求人を出している業界も幅広く、需要は非常に高いと考えられます。

2022年10月時点での日本における各モバイル向けOSのシェア率は、iOSが64.51%と過半数を記録していることからも、iOS向けアプリケーションの需要の高さを窺い知ることが可能です。


iOSエンジニアの求人案件


iOSエンジニアの仕事内容

iOSエンジニアが「iOS向けアプリケーションの開発」を仕事としていることは先述したとおりです。では、具体的にどのような仕事を手掛けるのでしょうか。以下ではiOSエンジニアの仕事内容について、より詳しく見ていきましょう。

iOSアプリ開発

iOSアプリは大きく分けて、Webブラウザ上で動作する「Webアプリ」とiOS上で直接動作する「ネイティブアプリ」の2種類に分けられます。iOSエンジニアは、この両方の開発を手掛けることが仕事の一つです。
Webアプリとネイティブアプリはそれぞれ作り方や動きが異なりますが、場合によってはWebアプリとネイティブアプリが連動して動くような仕組みを求められることもあるため、両方について知識を備えていることが望ましいでしょう。

要件定義と設計、テスト

iOSのアプリ開発は、通常の開発案件と同様に「要件定義」「設計」「開発(実装)」「テスト」の4つの工程が存在します。

顧客の要望を汲み取って必要な仕様をまとめる要件定義、要件をもとに具体的なアプリの動作を決めていく設計、そして設計をもとに開発されたアプリがきちんと動作するかどうかを確認するテストが一連の流れとなります。

iOSエンジニアとして、開発だけでなく要件定義や設計、テストといった工程に携わることも多くあります。どの工程に携わるかは案件の内容にもよりますが、どの工程でも対応できるだけの複合的な知識やスキルが求められてきます。

フロントエンドやサーバーサイドの開発

iOSアプリのフロントエンドやサーバーサイドの開発についても、iOSエンジニアが携わります。フロントエンド開発では、インストールするアプリ本体や、Webブラウザ上で実際にユーザーが動作を行う部分の開発を行います。この部分の開発はユーザーの満足度やユーザー体験を大きく左右する重要な要素でもあります。

一方、サーバーサイド開発はサーバー内部の動作処理を実装していく作業となります。サーバーサイドは、フロントエンドとの対比で「バックエンド」と呼ばれることもあります。Webアプリもネイティブアプリも、インターネットを介してサーバーと接続し、何らかの処理をすることが少なくありません。このため、サーバーサイド開発もiOSエンジニアの作業に含まれることがあります。

不具合の改修、メンテナンス

新規にアプリを生み出すだけではなく、リリースしたアプリに対する不具合の修正や定期的なメンテナンス作業も、iOSエンジニアの仕事です。リリース後に発見された不具合の修正はもちろんのこと、定期的にメンテナンスを行い、想定外の不具合が起きていないか、不正な方法で使用しているユーザーがいないかどうかを逐次チェックし、対処していく必要もあります。

他にも、ユーザー側から出された改善要望などをもとに、改修を行ってユーザーがより快適にアプリを利用できるようにすることもiOSエンジニアの役目と言えるでしょう。アプリの完成・リリースは決してアプリ開発における「ゴール」ではなく、その後のメンテナンスやアップデートも欠かさず行うことが重要なのです。

Apple社の最新情報のキャッチアップ

iOSアプリ開発において、Apple社の最新情報をキャッチアップすることは重要な仕事の一つです。Apple社では公式カンファレンスなどで、iOSに関する新製品や新機能の情報、バージョンアップの告知といった最新情報を提供しています。iPhoneやiPadなどにはiOSが搭載されているため、OSのバージョンアップなどを含むApple社の動向によるアプリへの影響は非常に大きくなります。これらの最新情報は開発にも素早く反映させる必要があるため、やはりApple社の最新情報のキャッチアップはiOSエンジニアとして欠かせない業務とも言えるでしょう。

なお、Apple社からの情報発信は基本的に英語で行われます。日本語に翻訳されるには時間がかかったり、翻訳に間違いがあるケースも少なくはありません。そのため英語の読解力もiOSエンジニアに求められるスキルのひとつとなります。


iOSエンジニアに必要なスキル

以下では、iOSエンジニアとして働く上で必要となるスキルについて解説します。いずれもiOSエンジニアの仕事をこなしていくためには無くてはならないスキルのため、しっかりと習得しておくことが重要です。

プログラミングスキル

iOSに限らず、アプリやシステムの開発においてはプログラミングを行わなければなりません。当然ではありますが、プログラミングスキルはiOSエンジニアとしても必須だと言えるでしょう。なお、iOSアプリ開発でよく用いられるプログラミング言語は以下の通りです。

・Objective-C
・Swift
・Ruby
・Python

特に「Objective-C」と「Swift」はApple社製品の標準開発言語であり、iOSアプリ開発においても多用されているプログラミング言語となります。もともとはObjective-Cが主流でしたが、2014年にSwiftが開発されたことでSwiftを扱う企業も年々増加傾向にあります。Swiftへの移行を行うにあたってはObjective-Cの知識が必要となるため、どちらの言語についてもしっかりと扱えるスキルを身につけることが望ましいでしょう。

なお、「Ruby」はObjective-CやSwiftと比較すると案件数はやや少ないものの、ネイティブアプリ開発に用いられることがあります。「Python」は機械学習やビッグデータ解析向けの言語ではありますが、iOS向けの開発環境「Pythonista 3」が登場したことで、iOSアプリ開発にも採用されることが増えてきています。

開発環境を扱うスキル

アプリ開発においては、「開発環境」と呼ばれるツールを用いるのが一般的です。iOSにも、アプリ開発用の環境である「XCode」が用意されており、これはApple社から提供されている公式開発ツールです。

このXCodeはコーディングやコンパイル、開発に使うファイルの管理、テスト機能などが搭載されており、iOSのアプリ開発には欠かせないツールとなっています。iOSエンジニアとしてアプリ開発をしていく上では、このXCodeをしっかりと使いこなせなければなりません。他の開発環境のスキルを持っていたとしてもXCodeにそのまま流用できるわけではないため、注意が必要です。

なお、ゲーム開発やVR開発においては開発環境としてUnityが用いられることがあります。しかし最終的にはUnityで開発したデータをXCode向けに出力し、XCodeでリビルドする工程を踏むことになりますので、やはりiOSアプリを扱う以上XCodeを扱うスキルは必須と言えます。

設計スキル

iOSエンジニアはアプリの開発だけでなく、その前工程となる設計を手掛けることもあるのは先述したとおりです。また、開発を行うにしても、設計書の内容をきちんと理解することが求められます。そのため、アプリの設計スキルもiOSエンジニアにとっては必要となるのです。

なお、実際の設計作業では設計パターンへの知識が求められ、iOSアプリ向けの設計パターンとしては、「MVP」「MVVM」「VIPER」などが代表的なものとされています。設計パターンを活用することで、設計の効率化だけでなく、管理や運用面での煩雑さや属人化を防ぐことができます。作業や開発作業の効率化のためにも、設計スキルや設計パターンの知識はしっかりと習得しておきましょう。


iOSエンジニアの年収

iOSエンジニアとして働く上で、どれくらいの収入があるのかは多くの人が気になるところでしょう。以下では、iOSエンジニアの年収について、正社員・フリーランスのそれぞれの場合に分けて解説します。

正社員の平均年収

正社員のiOSエンジニアの平均年収はスキルや経験によっても差が出てくるため、350万円~800万円までと幅があるのが実情ではありますが、平均450万円前後が相場だと言えます。ただ、ITエンジニアとしては比較的高い水準であり、実績やスキル、経験次第では年収を大きく伸ばすことも不可能ではありません。マネジメントや上流工程の経験があると、年収もそれに応じて高額になっていく傾向にあります。

フリーランス案件の単価相場

フリーランスのiOSエンジニア案件は、月額報酬に換算して50万円~85万円のものが多く、相場としては1案件75万円前後が目安となるでしょう。これを単純計算すると、年収としては900万円前後となります。正社員と比較すると、フリーランスのiOSエンジニアのほうが年収は高い傾向にあるようです。また、Objective-CやSwiftといった言語以外のプログラミング言語のスキルを持っていると、より高単価の案件の受注に繋がります。


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iOSエンジニアの将来性

現状の普及率から見ても、iOSを搭載したスマートフォンやタブレット端末は今後も多くの人に使用され続けることが予想されます。そのため、iOS向けのアプリケーションの需要がなくなることはなく、iOSエンジニアも引き続き必要とされ続けることになるでしょう。

また、その需要の高さからフリーランス向けの案件も多数あります。十分なスキルさえあれば、フリーランスとして年収アップすることも決して不可能ではないでしょう。このように、iOSエンジニアの需要や将来性には、今後も期待できると言えそうです。

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