AWSエンジニアの求人案件

AWSエンジニアの求人案件

近年、クラウドサービスが急速に需要を伸ばしています。個人はもちろん、企業でもクラウドを利用してサービスを展開することも珍しくありません。

クラウド全盛のこの時代に、注目が高まっているのがAWSエンジニアです。クラウドサービスとして高いシェアを誇るAWSを専門的に扱うAWSエンジニアですが、求人動向や将来性について、どのようなことが想定されているのでしょうか。ここでは、AWSエンジニアの概要や仕事内容に加え、求人動向や平均年収について解説していきます。

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AWSエンジニアとは

AWSエンジニアとは、「AWS」というクラウドサービスを扱うエンジニアのことで、近年需要が伸びつつある職種です。ここでは、より詳しくAWSエンジニアの概要について解説します。

AWS(Amazon Web Service)とは

そもそも、「AWS」とは一体何なのでしょうか。「AWS」とは、「Amazon Web Service」の略称で、Amazonが提供しているクラウドサービスを指します。クラウドとは、インターネット経由でさまざまなITサービスにアクセスできる技術のことで、近年多くの業界で利用され始めています。

AWSはサービス内容が非常に豊富で、サーバー構築からデータ保存、セキュリティ対策、AI活用など、包括的に対応しているのが魅力です。高いシェアを誇るサービスだけに、AWSを扱える技術者の需要も高まっています。

AWSエンジニアとクラウドエンジニアの違い

AWSエンジニアとクラウドエンジニアの違いについては、「AWSエンジニアはクラウドエンジニアの一種」という扱いになります。クラウドエンジニアは、クラウドを扱うエンジニア全般を指す言葉ですが、AWSエンジニアはクラウドエンジニアの中でも、AWSを専門的に扱うエンジニアです。

クラウドサービスにはAWS以外にも多数あり、有名なものとしてはMicrosoftが提供している「Azure」や、Googleが提供している「Google Cloud Platform(GCP)」があります。「クラウドエンジニア」は、AWS以外のクラウドを扱うエンジニアも包括した職種を指します。

AWSエンジニアの求人動向

AWSエンジニアの求人動向は、増加傾向にあると言われています。AWSというサービス自体は2006年から提供されていますが、需要が急激に伸びたのはここ数年のことです。その背景にはもちろん、クラウドサービスそのものの需要の増加が挙げられます。テレワークなどが普及し始めたこともあり、クラウドサービスを導入する企業が増え、サービスとしての歴史も長く、信頼性の高かったAWSが人気を集めています。

AWSはクラウドサービスとしては圧倒的なシェアを誇っているため、それに伴ってエンジニアも必要とされているのです。こうした動向をふまえ、今後もAWSエンジニアの求人は増えることが予想されています。

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AWSエンジニアの仕事内容

AWSエンジニアの仕事内容について解説します。AWSエンジニアは基本的に、「AWS環境の設計・構築から、AWS環境下での開発」を担当するエンジニアです。

AWS環境の設計

AWSを用いた開発環境の設計は、AWSエンジニアの基本的な仕事の1つです。AWS環境は、開発したいシステムの要件に基づいて、その要件を満たすように設計する必要があります。そのため、システムの要件を正確に把握した上で、AWSの特性や可用性、拡張性を考慮し、最適な環境設計をしなければなりません。
なお、AmazonではAWSの設計ガイドが公開されています。機能の組み立て方や仕様が説明されているため、このガイドの参照もポイントになります。

AWS環境の構築

設計ができたら、その設計に基づいて環境の構築を行います。AWSで提供されているさまざまなサービスを組み合わせて、システムに必要なインフラを構築していきます。仮想サーバーからデータストレージ、データベース、メール機能、セキュリティなど、AWSで提供されているサービスは多岐にわたるため、それらを適切に組み合わせることで、AWSだけで完結する環境を構築することができます。

AWS環境の運用

もちろん、環境を構築して終わりではなく、その後の運用にも携わります。開発されたシステムを安定的に稼働させるための運用も、AWSエンジニアの大切な仕事です。日々のメンテナンスやサービスのアップデート、セキュリティ対策の実施や障害対応など、運用業務は多岐に渡ります。AWSエンジニアとしてキャリアアップを図るには、さまざまな業務に対応できるような広い知識と経験が必要になります。

AWS環境での開発

AWSエンジニアの主な仕事はインフラ構築とその運用のため、AWS環境下での開発業務までは担当しない場合があります。しかし、AWS環境下での開発には、AWSの知識が大きく役に立ちます。そのため、AWSエンジニアとしてインフラを主に担当する場合でも、経験や知識があれば開発まで担当する場合もあります。AWS環境の構築や運用のみならず、開発業務まで担えるようになると、エンジニアとしてよりキャリアアップしやすいでしょう。


AWSエンジニアに必要なスキル

それでは、AWSエンジニアとして働くにはどのようなスキルが求められるのでしょうか。AWSエンジニアに必要なスキルを解説します。

AWSについての知識

AWSエンジニアになるには、もちろんAWSについての知識が必須になります。AWSでは100種類以上の機能が提供されているため、それぞれの機能についての理解を深めておかなければ、最適な組み合わせを探ることができません。AWSについての知識を深めるためには、後述する資格の取得がおすすめです。

インフラ構築の知識・スキル

AWS以外にも、インフラ全般についての知識やスキルも大切です。AWSはそもそもインフラ技術の一種のため、サーバーやネットワークなど、インフラ全般についての知識も必要になります。ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアなど、既にインフラエンジニアとして活躍している方がAWSエンジニアに転向する場合も多く、インフラ全般についての知識は大いに役に立ちます。

データの取り扱いのスキル

AWSエンジニアには、データの取り扱いに関するスキルも求められています。AWSでは、ストレージやデータベースなど、データの保存や取り扱いに関する機能も多数提供されているからです。データ容量はAWS環境の運用コストにも直結するため、データの取り扱いについての知識がないとコストをおさえて最適な運用をすることはできません。



AWSエンジニアの年収

AWSエンジニアの需要が高まっている、とは言っても、年収については気になるところです。ここでは正社員とフリーランスの双方について、AWSエンジニアの収入事情を解説します。

正社員の平均年収

AWSエンジニアの平均年収は600万円が目安となります。 2022年10月に公開された、国税庁の「民間給与実態統計調査」 によると、日本人の平均年収はおよそ443万円となっており、AWSエンジニアの平均年収は日本人の平均と比べかなり高めであることが分かります。

また、エンジニアの平均年収と比較しても、AWSエンジニアの収入は高めであることが分かります。ITエンジニアの平均年収は「493万円」とも言われており、AWSエンジニアの需要の高さがうかがえます。

フリーランス案件の単価相場

AWSエンジニアの平均月額単価は「70万円」とされています。求人サイトやエージェントによって案件単価には差がありますが、平均月額単価はおよそ70万円~80万円程度で、年収に換算すると800~1000万円程度が相場になるようです。

この数字だけを見れば、フリーランスのAWSエンジニアは非常に高収入であるように見えますが、実際にはスキルや経験年数によって収入は大きく変わります。フリーランスとしての独立を想定している方は、自身が独立後も十分な収入を得られるか、慎重に検討することをおすすめします。


AWSエンジニアにおすすめの資格

AWSエンジニアとしてキャリアアップを目指す際、また、AWSエンジニアへの転職を目指す際に有効な手段の1つが、資格の取得です。ここでは、AWSエンジニアにおすすめの資格を3つ、ご紹介します。

AWSプラクティショナー

1つ目の資格は、「AWSプラクティショナー」です。AWS認定資格は、Amazonが認定している資格で、AWSに関する知識とスキルを認定する資格として十分な評価対象となります。「AWSプラクティショナー」は、認定資格の中でも最も初心者向きの資格で、AWS全体についての基礎的な知識を認定しています。難易度は比較的低いため、実務経験がない方でも取得は十分に可能でしょう。

また、AWS認定資格には中級から上級者向きの資格も多数あります。キャリアアップを図りたい方は、上位資格の取得も視野に入れると良いでしょう。

Cisco技術者認定(CCNA)

2つ目の資格は、「Cisco技術者認定」のうち、「CCNA」です。「Cisco技術者認定」とは、ネットワーク機器の大手「Cisco社」が認定している資格です。Cisco社製品の扱いに関する知識と、ネットワーク全般に関する知識を問われる資格で、初心者向きの資格である「CCNA」は、ネットワークエンジニアであれば誰もが持っている資格と言って良いでしょう。

「CCNA」は「Cisco技術者認定」資格の中では難易度が低めですが、出題範囲の広さや専門性の高さを考慮すると、独学では少々難易度が高い資格とされています。難易度が高い分、資格としての評価は高いため、取得には大いに価値があります。AWSに直接関係する資格ではありませんが、同じインフラ周りの必須資格として、チャレンジしてみると良いでしょう。

LPIC・LinuC

LPIC、LinuCは共に、Linuxの扱いに関する知識・スキルを認定する資格です。LPICは国際標準の資格、LinuCは日本向けの資格ですが、難易度や需要には大きな差はありません。グローバルに活躍したい方はLPICの方を取得すると良いでしょう。。

Linuxは、近年ではサーバーとして主に利用されているOSです。Webサーバーを始め、既存のシステムの多くでLinuxが使われており、クラウドが普及しはじめた現在でも盛んに利用されています。そのため、LPIC・LinuCはインフラエンジニアとしては必須級の資格になります。最も初心者向きのLPIC-1やLinuC-1の難易度は比較的低いため、独学でもきちんと勉強すれば取得は難しくないでしょう。



AWSエンジニアの将来性

AWSエンジニアの将来性は、十分に期待できます。その大きな理由として、今後もクラウド環境への移行が進むことが想定されているからです。近年、従来のオンプレミスでのインフラから、利便性の高いクラウド環境への移行が活発化しているため、クラウドサービスとして需要の高いAWSには、将来性も期待できます。

もちろん、今後さまざまなクラウドサービスが台頭してくる中で、AWSのシェアが下がることも予想できます。そのため、エンジニアとして長く活躍していくためには、AWS以外にもインフラやクラウドに関する知識を広く身につけていくことが大切です。



おわりに

AWSエンジニアは、近年需要が高まっている職種です。求人動向や平均年収からも、エンジニアとして多くの企業で必要とされていることがうかがえます。需要が高いAWSエンジニアですが、キャリアアップするためには、インフラや開発についての知識が広く求められます。業務内容が多岐にわたるため、自身の市場価値や評価を高めるためには、AWSそのもの以外にも多くのスキルが求められます。高度なスキルを要する分、将来性も望めるのがAWSエンジニアです。高レベルなスキルを身につけて、AWSエンジニアとしての活躍を目指しましょう。

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