AI・データ分析のフリーランス向け案件が業界最大級
Salesforceは顧客管理・営業支援システムとして日本国内はもちろん世界でもトップシェアを誇っています。
Salesforceの導入・開発・運用に欠かせないのがSalesforceエンジニアですが、フリーランスとして活動したいと考えている人もいるのではないでしょうか。ここではSalesforceエンジニア案件の特徴や案件獲得に必要なスキルなどを紹介していきます。
Salesforce（セールスフォース）とは、アメリカに本拠地を置くセールスフォース・ドットコム社が提供する顧客管理システム(CRM)や営業支援システム(SFA)です。いずれもクラウド型のサービスとなり、日本でも多くの企業が導入しています。Salesforceを使う大きな利点は、カスタマイズの自由度が高いことです。企業各社の営業スタイルに応じて、最もフィットするツールを作り出せるのがSalesforceの強みと言えるでしょう。加えて、Salesforceには多種多様なビジネスタイプや業種に向けたパッケージが用意されています。自社のニーズに合うパッケージを利用すると、関係各所と連携を図り、業務を円滑に遂行できるようになります。また、比較的安価に導入できるのもSalesforceの魅力です。
IT業界の仕事はフリーランスで行えるものが多いですが、Salesforce案件も同様の傾向が見られます。ここでは、Salesforceフリーランス案件の特徴をご紹介します。
弊社でご紹介しているSalesforce案件は29件となっております。（2023年11月現在）
現時点で、Salesforceを導入している企業は世界中約15万社以上あるため今後も案件の拡大が見込めると考えられます。
Salesforceのフリーランス案件は、稼働日数が少ないものも見受けられます。 例えば、弊社でご紹介中の案件の中には、週2～3日稼働からの案件も掲載されています。 フルタイムではない案件の多くは高いスキルが求められます。言い方を変えると、 少ない稼働日数で高い報酬を得られる案件と表現できるかもしれません。
Salesforceは営業活動を支えるシステムであるため、企業に常駐して開発を進める案件が多いとされます。それでも、開発環境の変化に伴い、リモートワーク案件も増えています。リモートワーク案件は人気が高く、早々に募集が終了することもあります。Salesforceのリモートワーク案件を探している方は早めに応募するようおすすめします。
Salesforceのフリーランス求人の多くは、開発経験がありシステムへの理解がある人を対象にしています。そのため、年収の下限は400万円程で、1,000万円を超える求人も多く見られます。Salesforceは人気のクラウドサービスであるため、開発案件は増加傾向にあり、いきなり求人数が大きく減少するとは考えられません。
Salesforceのフリーランス案件のトレンドは刻々と変化しています。例えば、SalesforceのCRMにAIが搭載されたことで、Salesforceに加えてAIを扱えるエンジニアの募集が増えています。また、企業がRPAを導入してさまざまな業務を自動化しているため、RPAが絡んだ案件も登場しているようです。いずれの案件例を見ても、単にSalesforceを扱えるだけでなく、プラスアルファのスキルが求められることがわかります。
ビッグデータナビは、人工知能（AI）・機械学習・深層学習など先端IT人材向けの求人情報が集まるサイトです。案件の紹介を希望する場合、まずは無料登録をお願します。フリーランス（個人事業主）の方以外に、独立・起業をお考えの方や、正社員の副業についてもサポートします。
AI、IoTなど最先端分野に特化したエージェントだから紹介できるエンジニア求人案件で高単価や柔軟な働き方を支援します。
AI開発・データ分析保有案件数が国内最大級。大手企業からスタートアップ・ベンチャーまで、業種/業界を問わず魅力的な案件をご紹介。 数多くの案件の中から、ご希望にマッチした案件を選ぶことができます。
フリーランスとして独立や、AI領域でのキャリアをお考えの方に、未経験でも参画可能かつスキルアップにつながる案件をご紹介。 経験者の方は、より高単価など自由度高くご活躍頂ける案件をお選びいただけます。
人工知能やIoT/RPAなどAI領域に詳しいコンサルタントがカウンセリング面談を担当します。エンジニアのほかアナリスト、マーケターも多く所属しているため適切なスキル把握とサポートが可能です。
Salesforceを取り巻く企業のニーズは変化しています。では、Salesforceエンジニアに求められるスキルに変化はあるのでしょうか。ここでは、特に必要となるスキルを5つ取り上げて解説します。
Salesforceエンジニアには、Salesforceの仕組みに加え、標準機能などの知識が求められます。導入案件では、Salesforceの機能を拡張するプログラミング言語であるAPEXの知識も必要とされますが、何らかの開発経験がある方であれば案件をこなしながらAPEXを習得していくことも可能です。さらに、Salesforce独自のフレームワークであるVisualforceの知識が求められる案件もあります。Salesforceエンジニアの採用の場面では業務内容とともに携わった年数も評価の対象になっています。単に業務経験があるというだけでなく、一定期間開発に従事してきたことが必須条件となるケースも少なくありません。
Salesforceエンジニアに求められる業界知識の一つはSalesforceの新機能やアップデートの情報です。Salesforceは顧客のニーズを敏感に察知し、次々と新しい機能が盛り込まれています。そのため、日進月歩で進化を遂げるSalesforceの機能を理解する努力が必要です。また、Salesforceに関連したアプリケーションやツールへの理解があると開発に役立つでしょう。Salesforceは新規導入に加え、他社製品からの乗り換え案件も少なくないため、Salesforce以外の同種のツールの特性を知っていることも重要になります。
Salesforceの開発では、クライアントへのヒアリングを重ね、問題点を洗い出すなどして企業の要望を把握し、それらをシステム設計に反映していきます。そうすることで、初めて業務改善や問題解決に役立つツールとなります。有用なツールに仕上げるには、クライアントとの綿密なコミュニケーションは欠かせません。円滑なコミュニケーションが取れないとシステム開発時に修正や手戻りが発生し、顧客満足度も低下してしまいます。プロジェクトの成功は、Salesforceエンジニア一人一人のコミュニケーション能力にかかっていると言っても過言ではありません。
マネジメントスキルはSalesforceエンジニアの必須要件ではありませんが、獲得できる案件の幅に違いが出てくるため、あるに越したことはないでしょう。優先順位の付与や納期を管理するといった案件ではトップダウンの視点が求められる場面が増えます。仕事をそつなくこなすのにマネジメントスキルは役立つでしょう。また、プロジェクトの規模が大きくなるとエンジニア同士のかかわりが増えます。マネジメントスキルを持つSalesforceエンジニアは、プロジェクトやチーム全体を見て業務を遂行することができるため、プロジェクトに欠かせない人材となるに違いありません。
Salesforceエンジニアは経験や実力が重視される職種です。自分がプロジェクトに適任であることを示すのに、自己アピールはもちろん大切です。加えて、スキルを客観的に証明できるSalesforce認定資格も役立つでしょう。Salesforce認定資格は28種類あり、それぞれが基本資格と上位資格に分かれています。なお、上位資格を獲得するには、まず基本資格の取得が必要です。資格取得の過程で基礎を固め、着実に実力を伸ばすことができるでしょう。
Salesforceは、特にCRMの分野で高い需要が見込まれます。ITや通信分野の調査・分析を担う「IDC JAPAN」の調査では、2020年のCRM市場は1,871億円超でしたが、5年後の2025年には大幅に拡大して2,448億円超に達すると予想しています。SalesforceはすでにCRMの分野において業界トップシェアの地位を確立していますが、顧客のニーズをつかむ努力をたゆまず続けています。Salesforceの将来性は十分あると考えられ、導入や運用に関わる案件も増えていくでしょう。